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明知鉄道SL、夏にも圧縮空気構内走行へ、2019年には本格運行

 明知鉄道明智駅には、かつて国鉄明知線を走ったSL、C12(1940年製)が保管されています。今年2月にJR東海から恵那市に無償譲渡されました。

 その明知鉄道のある恵那市は、以前にも書いたように、SLを走行させたいと考えています。恵那市が明知鉄道や沿線住民、商工会議所などに呼び掛けて「蒸気機関車の復元に向けた研究会」を発足させました。2027年のリニア中央新幹線開業に向け、観光の目玉としてSLを復活させようとしているのです。

 その背景にあるのが、明知鉄道の利用者数減少。明知鉄道の年間利用客は1986年度の約90万人から減り続け、2013年度は約半分の約45万人まで減っています。ところが、この研究会によれば、SLの本線走行に必要な初期費用は車両整備費などの約5.7億円、車両検査費や人件費などの維持費が約0.9億円ですが、約5億円の経済効果があると見込んでいます(SL運行が100日、1日当たりの観光客が約300人と仮定)。

 明知鉄道のSL走行は、構内の試験走行から始まります。圧縮空気により、明智駅構内の軌道約220メートルを夏から走らせます。しかし、これだけでは終わりません。本来の蒸気による走行を目指して、SLを整備します。2019年には本線での本格運行を始めたいとしています。

 SL関連で話を続けますが、明知鉄道はこのほどJR貨物で使われてきた車掌車(1979年製のヨ18080号車、主に静岡地区で使用し、2011年秋に休車。2015年3月に廃車)を1両購入し、22日に明智駅に搬入されました。ブレーキなど駆動部分を整備し、一部の塗装をし直し、その後恵那市が買い取ります。早ければ夏の試験走行の際に連結して、来場者に車掌車のデッキに乗ってもらえるよう検討するとのことです。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20150519-OYTNT50265.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150523/CK2015052302000021.html)

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