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アストラム、西広島まで開業へ、ただし平成40年代初頭

 広島の新交通システム、アストラムについては、もともと2014年ごろに全線開通する予定でしたが、財政難で先送りしていました。その後、2015年度に事業化するかどうか判断するとしていましたが、6月8日、その判断の結果が出ました。松井広島市長が、アストラムの延伸を正式に発表したのです。

 延伸する区間は、安佐南区の広域公園前と西区の西広島との間。西広島はJR西日本の山陽線や広電と接続する、主要な駅です。単なる郊外への一本道ではなくなります。佐伯区の五月が丘団地や造成中の石内東地区の複合団地を通る、延長7.1キロのルートです。全線単線で、途中6駅できます。トンネルもあります。平成30年代初頭に事業着手して、平成40年代初頭の全線開業を目指します。平成30年代後半に広域公園前から石内東地区までの3駅の区間(3.2キロ)を先行開業する可能性もあります。少し気の遠くなるような計画です。全線開業後の広域公園前-西広島間の所要時間は14分、1日平均約1.52万人の利用を見込んでいます。建設費は570億円と見込まれ、そのうち289億円を広島市が、残りを国が負担します。家屋の立ち退き等、アストラムの建設により補償しなければならないのは260件あるようです。

 広島市は今後、アストラムの延伸を含めた新たな公共交通体系の基本計画を作成し、延伸の予備設計費については9月以降に広島市議会に提出します。事業に着手するまでに環境影響評価などの手続きも進めていきます。
(参考:中国新聞ホームページ https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=161294&comment_sub_id=0&category_id=256、https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=160091&comment_sub_id=0&category_id=256、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/150609/rgn1506090048-n1.html)

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