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北九州モノレールもQRコードに移行

 北九州モノレールがICカード「mono SUGOCA」を導入するという話は以前に書きましたが、その利用開始日が決まりました。10月1日です。これまで磁気券であった乗車券、定期券のほか、紙だったシルバーパス(65歳以上の人向け格安定期券)もICカードに移行します。「mono SUGOCA」は全国主要交通系ICカードと相互利用が可能です。

 ICカード導入のために改札機等を切り替えるという話も以前に書きましたが、意外なところは話が進むことになりました。普通乗車券などの磁気券がなくなり、QRコードが印刷されたQR券となります。QRコードを改札機へタッチして入出場します(出場時は回収口に投入する必要があります)。QR券にするメリットとしては、(1)ICカードと同じく、乗車券を改札機にタッチするだけで済むので、スムーズな通行ができること (2)磁気改札機では発生していた、券づまり、切符の取り忘れ、切符の取り間違い等が発生しないこと (3)改札機に搬送部がないため、磁気改札機に比べてメンテナンス費用が軽減されること (4)切符に磁気加工をする必要がないため、切符をリサイクルしやすいこと が挙げられます。なお、磁気券の廃止により、9月30日をもって回数券(ICカードの利用にポイントを付けることで代替します)、持参人式定期券、らぶパス(夫婦の合計年齢が130歳以上の格安定期券)、JR連絡普通券の発売を終了します。発売日当日限り有効のJR連絡普通券を除いて、10月1日以降は有人改札を通ることとなります。

 ICカード導入のため新たな設備投資が必要になったこと、将来にわたって安全・安心な運行を維持するための設備更新がいること、原材料やエネルギー費用の上昇することなどによる経費増大の理由から、北九州モノレールは10月1日から全区間一律10円の値上げを行います(小倉-平和通間の特区は廃止され、1区に統合されます。この区間は30円の値上げです)。1998年度以降、消費税率の変更に伴う値上げを除いて16年以上値上げをしていませんでしたが、このたび値上げすることになりました。定期券も値上げになりますが、100円きっぷやシルバーパスは変わりません。北九州モノレールは、この値上げを行うことによって、バリアフリー化やダイヤ改正という利便性の向上を図りたいとしています。

(追記)
 北九州モノレールは2016年10月3日以降、順次自動券売機で発売する切符が大きくなります。QRコードでタッチすることは変わらず、運賃も変わりません。
(参考:北九州モノレールホームページ http://www2.kitakyushu-monorail.co.jp/news/detail.php?id=204、http://www2.kitakyushu-monorail.co.jp/news/detail.php?id=252、http://www2.kitakyushu-monorail.co.jp/output/file.php?no=1&id=252)

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