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日比谷線直通車両は東京メトロと東武で共通仕様に

 2019年度までに東京メトロ日比谷線の車両を18メートル車から20メートル車に置き換えるという話は以前に記事にしたところですが、その新型車両の形式と基本仕様が決定しました。

 東京メトロ、東武ともに車両をつくるのですが、その新型車両の形式は東京メトロが13000系、東武が70000系と決まりました。13000系のデザインは、歴代の3000系や03系を踏襲しながらも、近未来的な形状アレンジを加えました。カラーリングは路線イメージを意識したもので、これまでのデザインを一新しています。70000系のデザインは、現行の日比谷線直通車両20000系のコンセプトカラーであるロイヤルマルーンを分解し、赤と黒という2つの原色にしました。現代の先鋭的なカラーリングにし、日比谷線直通車両の刷新を表現しました。

 このように両社でデザインは異なるのですが、これまで両社で異なっていた車両機器や車内の主要設備は統一化されています。フリースペースや優先席の位置なども統一化されるので、どちらの車両に当たっても、同じように使うことができます。冷房の能力を向上させ、車内1人当たりの座席幅の拡張(03系が43センチ、20000系が45センチであったところ、46センチになります)や座席横仕切りの大型化等による座り心地の向上(クッションも改良するようです)、車いすやベビーカーを利用する人や手荷物の多い人に配慮するために対するフリースペースの全車両設置、車端部の座席の全席優先席化など、様々な人に配慮したものになっています。曲線通過時の騒音の軽減のため、操舵台車を採用します。開放的な車内空間とするため、連結面や座席横の仕切り、荷棚に透明な強化ガラスを採用します。荷棚や車両端部の吊手の高さは、若干下がります。スタンションポールもあります。海外からの利用者が増加している現状を踏まえて、乗換案内や駅設備案内等を多言語に対応するほか、各ドア上部に17インチワイド液晶の車内表示器を3面搭載します。ニュースや天気予報等の情報を提供します。省エネ対策としては、永久磁石同期モーター(PMSM)の採用により、インバータ制御の東京メトロ03系や東武20050型に比べて、約25%の駆動系消費電力量を削減します。なお、新型車両は20メートルの7両編成となり、パンタグラフは前から2両目、4両目、6両目にあります。すべてモーターがありますが、電動軸と付随軸が半分ずつですので、実質的には3.5M+3.5Tです。

(追記1)
 70000系は、2016年度中に3編成21両を製造します。2019年度までに22編成を導入する予定です。

(追記2)
 13000系の連結面の扉は、簡単に動くようにアシストレバーがついています。

(追記3)
 20000系は、4両編成化され、ワンマン運転できるようになります。ローカル線に転用するのでしょうか?
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/28fe2fe2d3d3319964e015a302e39a32/150617-1.pdf?date=20150616193757、株主プロ http://www.kabupro.jp/edp/20170623/S100AIZ3、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/51380/、「鉄道ジャーナル」2016年11月号 鉄道ジャーナル社、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2017/05/01/147/)

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