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京都市交通局、四条通を通るバスに車掌を乗せる?

 京都四条通の改修工事で激しい渋滞が起きていることは以前にも書きましたが、その続報です。

 渋滞の根本の原因は、車線が2車線から1車線になったことなのですが、市バスの停車時間がかかることも一因です。降車時に乗客が運転士に1日乗車券を求めるなどの理由で、停車時間が長引くのです。

 そこで京都市交通局が考えているのは、車掌をバスに乗せるという案。かつて京都市交通局では、1983年8月まで「バスガール」と言われた車掌が乗っていました。6月末には平日と休日の計2日間、夕方の混雑時に職員が乗り込み、車内で1日乗車券を販売したり、乗り換えの案内をしたりしました。休日は降車口の前方ドア付近に客が停滞することが少なくなり、乗客1人当たり最大1.4秒の短縮効果が見られました。しかし、満員のときには車掌も動くことができず、適切な業務を行うことができませんでした。平日は定期券利用者が多く、目立った効果が見られませんでした。人件費に見合う効果があるのは、今のところ不明です。

 もう一つの案は、バス停で運賃を回収するという案。バスは客を降ろして、すぐに発車します。しかし、これを行うにはICカード、磁気カードに対応できる運賃箱が必要で、電源の確保が必要です。バス停に客が滞留するという問題、無賃乗車の恐れなどの問題が想定されています。今後、職員を客に見立てて、実験を行うようです。そもそも、観光客などのマイカーを流入させないようにする必要があるとか(不要不急のマイカーは、郊外に車を停めて、市内は公共交通機関で移動させないといけません)、路面電車を廃止する必要があったのかなど(バスよりはキャパが大きいです。2両以上の運転も容易です)、言いたいことはいろいろありますが、ともかく何らかの対策は必要でしょう。

 話は変わりますが、四条通の渋滞が激しいことから、当初予定していた新規路線の設定ができない状態になっています。既存のバスすら迂回させる状況では当然といえばそうかもしれませんが、京都市が考えていた、公共交通を優先させるということができなくなっています。

 京都市交通局が考えていた新規路線とは、「100円巡回バス」の時計回りのコース。10月末に運行を開始する予定でした。「100円巡回バス」は、現在反時計回りのみ走っています。四条通、河原町通、御池通、烏丸通を順に、休日の11時から18時過ぎの間、10分間隔で運行しています。時計回りも運行することにより、歩道拡幅後の市中心部活性化の核とする予定でした。
(参考:京都新聞ホームページ http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150806000142、http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150730000018)

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