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JR北海道、2018年度末に破たんすると試算されていた

 JR北海道の経営状況が悪いことは皆さんも御存じのこととは思いますが、実は2015年の初めの段階で、2018年度末に破たんするという試算があったことが判明しました。

 どうやっても鉄道として運営するのが難しいレベルのローカル線を多数抱えているJR北海道は、本業の鉄道事業で慢性的な赤字状態が続いています。国からの経営安定危機感の運用益で何とかしのいでいる状態です。しかも、相次ぐトラブルで2018年度までに安全投資や修繕に総額2600億円を出す計画があり、どうしてもお金が足らなくなってしまうのです。給料などの支払いに充てる手元資金が2015年度末にマイナスになり、2018年度末には1122億円不足して事実上、経営破たんするのです。

 さすがにこの事態を放置することはできず、政府は6月末に設備投資の費用などとして、JR北海道に1200億円(一部は返済義務あり)の支援を決めています。これで当座の資金不足は解消されますが、あくまでも当座の話です。鉄道として成り立たない(バスで十分対応できる)レベルのローカル線廃止などに手を付けざるを得ないのでしょう。
(参考:JR北海道ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0180062.html)

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Comments

北海道の場合、国鉄民営化のときから、こうなる事態は、わかっていた。

いま残されているローカル線で、バス転換という面倒くさいことはやらず、廃止したいのなら、バス転換をせず廃止すればよい。何故なら、大多数は移動に車だからだ。
だから、ほとんどの人は困らない。
にもかかわらず、一連の件で道を始め、JRを攻めていたが、道などは日常的にJRを使っていたかを聞きたくなるほど。

ほとんどの人は、無料の高規格道路の方が有難いという実態。

ローカル線他、特急が走る区間でも一旦廃止して、公共交通をどうするかは、自治体が改めて考えるべきだ。

国鉄末期の基準であれば、ほとんど所が廃止の対象となりうる。札幌市内とその近郊、もしくは特急停車駅以外は、全て採算が悪い。
あと、新夕張ー新得の特例もいい加減、廃止してもよいのでないか。そのうえで、現在の特急運転の区間は、全て特急のみの運行にすることも考えるべき。

Posted by: たかちゃん | 2015.09.21 at 09:02 PM

 たかちゃんさん、こんばんは。

* いま残されているローカル線で、バス転換という

 簡単に廃止できればいいですが、こういうときだけ地元自治体は「反対」といいます。第三セクターでも運営が難しい路線でも。

* 国鉄末期の基準であれば、ほとんど所が

 JR北海道で普通列車を走らせることができるのは、札幌近郊ぐらいで、あとは地元の補助がなければ特急だけでも文句は言えないでしょう。

 分割民営化から30年近く、JR北海道はよくローカル線を我慢して維持してきたと認識しています。

Posted by: たべちゃん | 2015.09.21 at 11:08 PM

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