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石勝線夕張支線廃止か?

 石勝線の新夕張-夕張間(通称:夕張支線)も極めて利用者が少ないところです。2014年度の輸送密度はJR北海道で2番目に少ない117人(一番少ないのは、札沼線北海道医療大学以北)、1985年度の1187人に比べて、10分の1に減っています。当然ながら、減便の対象です。分割民営化後、これまで9往復を維持してきましたが、2016年3月のダイヤ改正で5往復に減らします。以前の記事で石勝線追分-夕張間は5本減らされると書きましたが、それより増えています。減便されるのは下りが新夕張9:05発、12:56発、17:24発、21:27発。上りが夕張9:41発、13:31発、18:15発、22:02発です。いずれも乗客は数人と少ないようです。

 この夕張支線ですが、減便されるだけではありません。将来的には、廃止される危険性もあるのです。原因はトンネルや橋の老朽化。このままだと安全性が確保できないというのです。この区間には清水沢-鹿ノ谷間の稚南部トンネル(161.3メートル)や、南清水沢-清水沢間の第8志幌加別川橋梁(45メートル)など14橋がありますが、いずれも1918年の完成から100年近くが経ち、老朽化が進んでいます。改修費用は稚南部トンネルが6.5億円、第8志幌加別川橋梁が9000万円と大した金額ではないように思えますが、輸送密度が100人台の鉄道に投資できるような額ではないことも事実です。夕張支線は石炭輸送を第一に考えてつくった路線であり、石炭がなくなった現状では人の流れにあっているかということから考えなければならないのです。

 減便の話はほかの線でもあります。今回取り上げるのは根室線。釧路-根室間では上下22本のうち利用者が少ない7本を廃止し、1本を区間短縮します。廃止するのは根室22:05発快速「ノサップ」釧路行き、厚床6:55発根室行きなどです。厚床6:55発は時刻表に乗っていない列車ですが、根室高校の生徒が通学に使うために運転されているようです。代替として後続(釧路5:55発快速「はなさき」根室行き)の出発を早めて統合するようです。短縮するのは釧路22:06発根室行きで、厚岸止まりとなります。

 釧路近郊の白糠-釧路間も減ります。白糠-釧路間には上下合わせて25本走っていますが、このうち日中の4本を廃止し(白糠10:30発、13:38発、釧路9:04発、12:30発)、夜の2往復を1往復に統合して、2本減らします。合わせて6本減るのです。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0193548.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0192351.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0192264.html)

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