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「関空快速」と「紀州路快速」が分かれる日根野で外国人に案内する人

 大阪駅から関空に行くJRの快速電車、「関空快速」。しかし、これに乗ったつもりの外国人が、間違えて和歌山方面に行ってしまうという事例が相次いでいるようです。

 その理由は、大阪から日根野まで、「関空快速」と「紀州路快速」が併結して走ること。「関空快速」は前の4両、「紀州路快速」は後ろの4両と決まっているのですが(以前はその順番もばらばらだったので、格段にわかりやすくなりました)、両者は方向幕ぐらいしか見分けがつかず、間違えて乗ってしまうのです。英語の案内放送もありますが、聞かない人は聞きません。

 そんな中、ボランティアで外国人に乗っている車両は和歌山行きで、関空には行かないことを片言の英語で伝える男性がいました。そのような間違えをしている人が多いことに気付いた男性は、JR西日本に対策を求めましたが取り合ってくれませんでした。そこで日根野駅で案内を続けるとともに、改善を働きかけるための基礎資料にしようと、乗り間違えた人数を数えたところ、6月末から10月初旬までの3か月あまりで2175人にもなりました。そのうち、ほかの人も案内に協力するようになりました。

 流れが変わったのは、このボランティアの男性のことがインターネットのニュース(参考にしたもののひとつです)に出たこと。早速JR西日本は対策に乗り出しました。車掌が「紀州路快速」の車内でこの列車は関空に行かないことを日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で書かれた案内カード(イラスト入り)を配り、24日からは4か国語での案内放送を導入します。これまでは日本語と英語だけでしたが、中国語と韓国語も行います。「関空快速」、「紀州路快速」が停車する大阪環状線、阪和線の全駅に案内ポスターを掲示し、12月には大阪駅など5駅のホームで中国語や韓国語の放送を導入します。ボランティアをした男性には感謝状を贈ります。

 これでひとまずは乗り間違いは減るでしょうが、これまでも英語の案内放送はやっています。ただ、非常に長ったらしく、次の駅に着くぐらいまで続くこともあります。あまりにも長いので、一番重要なことが伝わらないのです。この列車が関空に行くか、行かないかということです。英語の案内放送はテープなのですから、「関空快速」と「紀州路快速」では案内放送の内容も変えたほうがよかったのでしょう。「紀州路快速」ではこの列車は関空には行かないことを強調するのです。次に「関空快速」、「紀州路快速」に乗ったときにどのような案内放送になっているか聞いてみることにしましょう。

 乗り間違いを根本的になくそうとしたいのなら、「関空快速」と「紀州路快速」の併結をやめないといけません。こうなると1時間に2本ずつ「関空快速」と「紀州路快速」を走らせるのではなく、和歌山方面の人には悪いですが、「紀州路快速」を切り捨てることになります。南海と同じようなことになります。不慣れな外国人は関空に行きたいのであって、和歌山に行く人は少数派なのですから。和歌山方面へは区間快速を延長するか、日根野-和歌山間のローカル列車を走らせます。日根野-和歌山間を行ったり来たりするだけなら、旧型車両でも問題はないでしょう。

(追記)
 ようやくJR西日本も対策に乗り出した結果、乗り間違いをした人は激減することになりました。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/151112/wst1511120043-n1.html、http://www.sankei.com/west/news/151120/wst1511200035-n1.html、Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151207-00000590-san-soci)

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Comments

>和歌山方面の人には悪いですが、「紀州路快速」を切り捨てることになります

日本人からしたら、「なぜ外国人のために紀州路快速を廃止するのか」というクレームになるでしょう。

そもそも、関空に来る外国人など大半は、反日国家の中韓人ばかりです。

国際空港アクセスに、そもそも、料金不要の関空快速など使われるのは、一般客にとっては迷惑な話で、利用率の低迷している「はるか」を使ってもらうべきです。

Posted by: かにうさぎ | 2015.11.29 at 10:24 PM

 かにうさぎさん、おはようございます。

* 日本人からしたら、「なぜ外国人のために

 日根野まで「関空快速」と「紀州路快速」を併合するのは合理的ですが、どうしても途中駅での分割をなくしたいとするならば、「紀州路快速」をなくすしかありません。

 実際のところ、そこまでする必要はなく、案内を改良することで目的は達成されます。

Posted by: たべちゃん | 2015.11.30 at 05:36 AM

223系や225系では車内案内表示器がありますが、それすら見ないのでしょうか。
そんな注意不足な人のために、JRが責められ、対策をせねばならないのは可哀想な話です。
「自己責任」という言葉はもはや死語なのかもしれないと、昨今のクレームを見ていると感じます。
そもそも、関空に行くか否かは列車の方向幕を見れば分かるものです。

中国語や韓国語を放送するのは安直な判断です。
最大の利用者の日本人がなおざりにされます。
京急の発車標では、日本語がなかなか表示されないという問題が起きています。
日英中韓の案内放送でも同じ問題が起こるでしょう。

わざわざアホに合わせる必要はないのです。

Posted by: RICOH | 2015.12.01 at 06:53 PM

 RICOHさん、こんばんは。

* 223系や225系では車内案内表示器がありますが、

 「関空快速」や「紀州路快速」は長すぎるぐらいの案内放送がありますが、聞かない人は聞かないです。私たちも海外に行ったときは注意しておかないといけません。

* 中国語や韓国語を放送するのは安直な判断です。

 今までは外国語と言えば英語だけだったでしょうが、外国人客の数を考えると、中国語や韓国語はいるでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2015.12.01 at 09:12 PM

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