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名鉄西尾線、蒲郡線西尾-蒲郡間、2020年度まで存続へ

 名鉄西尾線、蒲郡線の西尾-蒲郡間(27.3キロ)はモータリゼーションが進み、かつては栄えていた沿線観光地が衰退し、利用者が減少してきました。そのため名鉄は2008年に、名鉄の自助努力だけでは存続は困難だとして、地元の支援を要請しました。地元(沿線の西尾市、蒲郡市)の支援は2010年度に始まりました。この支援は当初3年間だけでしたが、2013年度からさらに3年間延長されています。

 ということは、今年度(2015年度)でこの支援は終わりとなります。しかし、ここで支援を打ち切ってしまえば、赤字の西尾線、蒲郡線西尾-蒲郡間は廃止されてしまいます。そこで沿線2市と名鉄は協議を行い、2020年度まで2市が従来通り年間2.5億円を負担することにより、5年間の存続が決まりました(正式には議会での議決を経て、2016年3月末に確認書を交わすことになります)。2021年度以降は利用状況を踏まえて改めて協議します。もっとも、西尾市の副市長の話によれば、規模に見合う設備への転換をも考えているとのことなので、2021年度以降はどうなるかはわかりません。このままだとお金を出し続けない限り、廃止になってしまうのですから。

 さて、2014年度の西尾線、蒲郡線西尾-蒲郡間の状況は次のようになっています。まず輸送人員はこれまで増え続けていましたが、2014年度は前年度比で2.1%減少の317.3万人となりました。7年ぶりの減少です。しかし前年度は消費税増税による定期券の駆け込み購入があったので、それを除いた実質では2.8%の増加となりました。収支は運賃などの営業収入が前年度並みの3.62億円であったのに対して、営業費用は電気料金の値上げや人件費上昇の影響で3.0%増え、10.41億円となりました。利息などの収支を含めた経常損失は7.26億円と前年度より2200万円増加しました。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151030/CK2015103002000050.html)

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Comments

迷鐵と云えば、広見線の新可児~御嵩間も結構危ないと言われていますけど、最近あちらの存廃問題の話はぱったりと途絶えてますねぇ。
どうなっちゃったんでしょう?

Posted by: E774系 | 2015.11.16 at 09:27 PM

 E774系さん、こんばんは。

* 広見線の新可児~御嵩間も

 こちらの記事( http://tabechan.cocolog-nifty.com/note/2013/07/post-a038.html )を御覧ください。

Posted by: たべちゃん | 2015.11.16 at 09:30 PM

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