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只見線復旧すれば沿線自治体が損失補てん?

 只見線会津川口-只見間は2011年7月の豪雨によって大きな被害を受け、不通となっています。

 豪雨から4年以上経つのに復旧が再開されないのは、この区間がとてつもない不採算区間であるから。鉄道があった当時のこの区間の運賃収入は年間たったの約500万円、これに対して線路や信号などの維持費、車両管理費、人件費などは約3.3億円かかり、差し引き毎年3億円以上の赤字が出ています。JR東日本は復旧費用を約85億円と見積もっていて、これではJR東日本が鉄道での復旧を渋るのも当然のことです。

 そこで福島県や沿線の市町村が考えているのが、この赤字の大部分を地元が補てんするということ。福島県と只見線活性化対策協議会に加盟する会津若松、只見、会津坂下、柳津、三島、金山、昭和、会津美里の各市町村が中心となって協議を進めていて、さらに加わる自治体が増えるようです。補てんする額の割合はこれから協議します。

 これまで、このようなバスでも十分なぐらいのローカル線でも地元の支援策は、観光での誘客などの効果があるかよくわからない、あいまいなものでした。「JRは都会や新幹線で儲かっているから、赤字ローカル線を維持して当たり前」という考えに終始していました。それから考えると大きな前進と言えますが、復旧費用をどうやってカバーするかということと、経営がJR東日本のままなので、本数等は極めて少ないままになるであろうということが課題です。鉄道で維持したいのならば、第三セクターで行うのが適切でしょうが、正直言って鉄道を維持する価値があるのは会津若松-会津坂下間ぐらいです。
(参考:福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/detail/2015121327369)

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Comments

只見線は、ダム湖のしゅんせつ土砂運搬の専用軌道が良いと思います。4年前の水害を契機にダム湖のしゅんせつを毎年10万立米規模でやられてて、奥会津は山間部で置き場にも苦慮しております。このしゅんせつ土は、建設資材にはもってこいの良品なので、鉄道で浜通りまで持っていけたら良いかなと。

Posted by: 馬乗り | 2015.12.31 at 01:20 AM

 馬乗りさん、おはようございます。

* 只見線は、ダム湖のしゅんせつ土砂運搬の専用軌道が

 土砂運搬用の貨物設備はだれが負担するのでしょうか? 今の只見線の設備で貨物列車を走らせることができるかから考えないといけません。

Posted by: たべちゃん | 2015.12.31 at 06:47 AM

只見線沿線の住民の力が試されていると私は思います。
損失を補てんするだけでは利用者は先細りです。
鉄路を本気で存続したいのならば、例えば観光でもなんでも良いです。一円でも収入をあげようとする姿勢こそが必要だと思います。

Posted by: Soleil | 2016.01.03 at 08:52 PM

 Soleilさん、こんばんは。

* 損失を補てんするだけでは利用者は先細りです。

 観光客の誘致に努めるという口先だけの話ではなく、具体的な負担に乗り出していること自体は評価できます。

* 鉄路を本気で存続したいのならば、

 JRから分離し、自らの責任で経営することのみが本気で鉄路を存続させる現れです。

Posted by: たべちゃん | 2016.01.04 at 08:48 PM

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