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JR西日本は三江線存続に否定的、2016年3月までに結論を出す予定

 三江線廃止問題の続報です。

 11月末に沿線自治体の首長がJR西日本の真鍋社長に面会しましたが、その時真鍋社長が三江線の存続はコスト面及び災害リスク面の両方から見て難しいとの認識を持っていることが判明しました。4日の川本町議会で三宅川本町長が明らかにしたものです。JR西日本としてはコストが安いことから、バス転換させることを考えています。しかも、状況はどんどん悪くなっているとして、2016年3月までに結論を出す予定です。こういうときによくある、地元による先送りを封じるのが狙いなのでしょう。地元としては使えなくても三江線が残ればいいのですから。

 さて地元の考えは、三江線の廃止に反対で一致しています。利用者の極めて少ないローカル線の廃止は「弱者の切り捨て」と断じ、知事と連携して国会議員に働きかけたいとしています。バスで十分な路線(しかも、株式を上場している株式会社による運営)を政治で歪めるという、根本的な解決からほど遠い話です。以前、バスによる増便を行ったことからもわかるようにそれなりの道路整備はされています。地元が第三セクターとして運営する気ならともかく(それでも10倍の利用者がほしいところです)、そうではないのですから、アーバンネットワークや山陽新幹線の利益を無駄につぎ込ませるのではなく、身の丈に合った交通手段にいち早く変えていくことが大切でしょう。JR西日本は病院、高校、道の駅、金融機関、スーパーなどを巡回するバスを三江線の代替として考えています。バス購入や停留所、待合室などの費用として10億円程度を出し、さらにバス転換から当分の間はランニングコストの一部まで負担するとの考えを示しています。今がある意味チャンスなのです。
(参考:朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASHBW56Z4HBWPTIB004.html、毎日jp http://mainichi.jp/articles/20151205/ddl/k32/020/448000c)

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