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2016年3月ダイヤ改正発表(4)(JR西日本、北陸地区を除く)

 このところ外国人による利用が活発な関西空港。最近は臨時列車が設定されることが多くなりましたが、今回のダイヤ改正で、日中に「はるか」6往復を増発し、30分間隔に戻します。また「はるか」に関しては、朝の関西空港行き4本と夜間の京都行き10本が、高槻に新規停車します。その高槻には、外側線に新しいホームができます。新しいホームには「はるか」と新快速(一部を除きます)が、従来のホームには快速と普通が停車します。新しいホームには安全対策として昇降式ホーム柵を備えます。当然「はるか」と新快速とでは扉の配置が異なりますが、昇降式ホーム柵だからできる話です。新快速と快速、普通を乗り換えるときは、階段の上り下りが必要となります。

 そのほか特急列車について言えば、臨時停車が続いていた播但線竹田に、「はまかぜ1号」、「はまかぜ4号」が通年で停車するようになります。阪和線和泉砂川に、「くろしお21号」が追加で停車するようになります。これで17時以降に新大阪を出る下り「くろしお」6本すべてが停まるようになります。そのほか、「くろしお」に関しては、新大阪でわずか10分での折り返しを行ってきましたが、16本中12本においてそれを25分に拡大します。少々遅れても折り返しのダイヤに影響を与えないためです。なお、京都-新大阪間の一部「くろしお」の運転を取りやめます。

 JR京都線、JR神戸線では日中のダイヤパターンを大幅に変えます。例えば現行のJR神戸線では、新快速の5分後に快速が大阪駅を発車していますが、これを7分後に変えて均等化します。7~8分間隔になります。普通も同じように均等化し、7~8分間隔になります。ただし、このようにパターンを変えた結果、日中以降の芦屋、三ノ宮の両駅では、これまで新快速と普通が同一ホームに並び、相互に乗り換えることができましたが、改正後は相互の乗り換えはできず、ホームで待つ必要があります。新快速や普通の遅れが、普通や新快速に波及しないようにするための対策でしょう。

 関空快速については、深夜の天王寺行き2本を大阪環状線に直通させます。また、休日の午前中に関西空港を発着する関空快速を2往復増発します。休日の朝には大阪環状線と阪和線、大和路線、桜島線との直通列車を増やします。

 直通列車が見直されるところがあります。ひとつは、国鉄時代からの伝統である大垣発着。米原発着となり、JR東海管内には乗り入れないようになります。米原から先は乗り換えとなり、米原では同一ホームでの乗り換えとなります。もうひとつは、日中の新快速の播州赤穂乗り入れ。一部を除いて、姫路発着となります。姫路から先は乗り換えとなり、姫路では同一ホームでの乗り換えとなります。

 JR西日本管内の在来線新駅開業は2か所。JR神戸線の六甲道-灘間に、新駅摩耶が開業します。同じくJR神戸線の御着-姫路間に、新駅東姫路が開業します。いずれも普通列車のみ停まります。両駅とも「みどりの券売機プラス」があります。

 広島地区では新型車両の227系の投入が進み(新たに32両を追加投入します)、山陽線の三原-岩国間、呉線の広-広島間、可部線において、平日の日中のすべての列車が227系で運転されるようになります(休日の普通は一部国鉄型車両が走ります)。1年前までは国鉄型だらけだったのに、急激な変わりようです。休日の快速の充実も今回のダイヤ改正の重要なテーマです。広島-岩国間では休日の9~18時台(広島駅基準)に快速(「シティーライナー」)を30分間隔で運転します。快速の停車駅は、五日市、宮内串戸、宮島口、大野浦以遠の各駅です。現行の同時間帯の普通列車に比べて、広島-宮島口間で8分短縮の20分、広島-岩国間で9~10分短縮の42~43分で結びます。快速が設定されたことに伴い、普通列車は15分間隔で運転することには変わりありませんが、これまで4本のうち3本が岩国行きだったのに、1~2本に減ります。普通の大半が折り返す大野浦からは、快速が各駅停車になってカバーするのです。西条からも、休日の10時台に、広島への快速(「シティーライナー」)を2本運転します。途中、八本松と海田市に停まります。現行の同時間帯の普通列車に比べて、西条-広島間で6~7分短縮の29~30分で結びます。呉線も、休日の9時台に、広島への快速(「安芸路ライナー」)を2本運転します。休日の夕方についても、「安芸路ライナー」の充実が図られます。「通勤ライナー」から建て替えられるものも含めて、呉方面は8本、広島方面は3本増えます。可部線も休日、広島へのお出かけに便利な広島着10、11時台については、両数を増強します。すべて4両編成となります。反対に休日の朝や夕方以降は通勤通学需要がないために本数が減ります。平日と休日で別のダイヤにするのでしょう。また、これまで広島地区においては、山陽線三原-岩国間、呉線、可部線において2扉車や4扉車もありましたが、ダイヤ改正以降は臨時列車の「瀬戸内マリンビュー」を除いて、3扉車に統一されます。なお、福山-糸崎間においても、2往復だけですが、227系での運転を行います。西の端はこれまでの由宇から徳山に拡大されます。山陰線の快速「アクアライナー」(米子-益田間)については、停車駅の変更があります。

 山陽新幹線については基本的には改正はありませんが、博多南線には若干の変更があります。また、博多南線では、多客期に臨時列車を運転することもあるようです。
(JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/12/page_8083.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_02_keihanshin.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_03_wakayama.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_04_okayama.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_06_hiroshima.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_08_fukuoka.pdf、JRおでかけネット http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610154、https://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610630、朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/CMTW1601223300001.html?rm=177)

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