とさでん交通、高知駅前-枡形間の列車を一部を除いて運休
とさでん交通には外国の路面電車が走っています。1939年製造のオスロ市電(ノルウェー)、1947年製造のリスボン市電(ポルトガル)、1949年製造のグラーツ市電(オーストリア)の3種類です。とさでん交通の前身、土佐電鉄が開業85周年の1990年にシュツットガルト市電(当時は西ドイツ)を購入したのがきっかけで、2012年から休日に、高知駅前と枡形を結ぶ便で使われています。
ところが、高知駅前と枡形との直通運転は平日朝のラッシュ時を除いて、2月1日のダイヤ改正で廃止されました。ワンマンの路面電車にはある降車ブザーや、後方や側面を確認するための複数のミラーがなく、車掌を乗せる必要があるため人件費がかかるというのがその理由です。
今後は、5月の鉄道の日のイベントや春秋の観光シーズンにスポット的に運行されるようです。
(参考:朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/ASJ1W5711J1WPLPB00L.html?rm=361)
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