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京王、2018年春に有料の座席指定列車の運行開始

 ロングシートの通勤電車しかないという京王が、「有料座席列車」の運行を検討するという話の続報です。

 京王は初めてとなる有料の座席指定列車の運行を行うため、新型車両を導入することになりました。17年ぶりにつくられるその新型車両は5000系といい、10両編成を5本製作します。制作会社は総合車両製作所です。クロスシートからロングシートへ転換することができます。座席指定列車のときはクロスシート、そのほかのときは6人掛けのロングシートにして運行します。東武の「TJライナー」のような、通勤型車両としても使える車両となります。なお、相互乗り入れを行っている都営新宿線には乗り入れないようです。

 座席指定列車は2018年春に運行を開始します。平日、休日の夜間帰宅時間帯に、新宿発京王八王子行きあるいは新宿発橋本行きとして運行します。高尾山への行楽客用に座席指定列車を運行する予定はないようです。投資額は座席指定システムの導入費用も含めて約100億円、料金及び愛称は未定です。

 それでは、5000系の特徴を簡単に説明しましょう。外観は既存車両との違いを出すためシャープな正面形状となり、スマートさを出すため、正面のカラーリングに黒を用いています。内装は高尾山の木々の深いブラウンと繊維の街である八王子の絹糸をモチーフにして、華やかで上質な室内空間を演出しています。各車両に車いすスペース、ベビーカースペースを設置します。ロングシートのときもクロスシートのときも画面が見やすいように、ドア上だけでなく天井部にも液晶画面を用いた車内案内表示器を設置します。ほかに空気清浄機や無料公衆無線LAN、電源コンセントなども備えます。電源コンセントはクロスシートの場合にのみ使えます。消費電力の削減を図るため、新型VVVFインバータ制御装置やLED照明そして新技術の車上蓄電池システムを導入します。車上蓄電池システムとは、電車がブレーキをかけたときに発生する回生電力を車両に搭載した蓄電池に充電し、電車が走行する際の電力として供給するシステムのことで、停電時には自力走行で移動させることもできます。
(参考:京王ホームページ http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr160316_zasekishiteiressha.pdf、東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201603/CK2016031902000245.html、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/109874)

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Tracked on 2016.03.17 at 11:05 PM

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