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岐阜市、バス路線を再編へ

 岐阜市内には、岐阜バスの路線バスが40路線もあります。これらのバスは岐阜駅を発着するため、岐阜駅、名鉄岐阜駅、柳ケ瀬を結ぶ長良橋通りは多くの路線が重複し、バスは過剰に運転されています。2台以上のバスが連なっていますが、先頭のバスにしか客の乗り降りがないということもあります。非効率です。また、岐阜市内のバス利用者はICカード導入などの利便性向上策により、2007年以降、実は微増傾向にあります。しかし、人口は減少するので、今後も利用増の期待は難しいです。そもそも、現在でも岐阜バスの路線の一部は赤字で、その穴埋めの一部として、岐阜市は年間1億円余りの補助金を支出しています。高齢化が進むと収入は増えないのにほかの支出が増え、バスへの補助金を出しにくくなります。そこで岐阜市は2020年度をめどに、バス路線の再編を行います。将来にわたって多くの路線を維持するためで、すでに運行会社の岐阜バスの同意も得ています。

 それでは、どういうものになるのでしょうか? 現在は、どのバスも岐阜駅を目指しています。しかし、再編後は岐阜駅と郊外のトランジットセンターとを結ぶ幹線と、トランジットセンターから郊外の住宅地に行く支線を組み合わせたものになります。トランジットセンターは何か所かつくられ、需要に応じて一定の頻度で運行されます。2016年度以降にトランジットセンターの候補地を決める作業を行います。大型のショッピングセンターなどが候補に挙げられています。支線の運行本数は幹線より減りますが、学校や病院に行く人が多い時間帯は増便するなどのきめ細かな対応ができます。トランジットセンターには、各地域がタクシー会社などに委託して運行しているコミュニティバスも乗り入れます。

 バス路線はどうしても都心部に多くのバスが無駄に集中してしまいます。効率よく走らせるためには幹線と支線に分け、途中で乗り換えさせることが必要ですが、なかなか難しいというのが現実です。鉄道とバスを乗り換えさせるのすら難しいのに、バス同士だとなおさらです。2015年9月には新潟でBRTが運行を始めましたが、バスを乗り換えさせることに強い抵抗があります。とは言っても、バスの効率化は欠かせません。反対意見があるからと言って、中心部へ非効率にバスを走らせるわけにはいかないのです。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160208/CK2016020802000030.html)

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