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長崎新幹線建設に伴う武雄温泉付近の配線

 長崎新幹線が「リレー方式」で建設されることは以前にも書きましたが、新幹線と在来線の乗り換え駅となる武雄温泉付近はどのようになるのでしょうか? その武雄温泉付近の配線が判明しましたので、紹介します。

 長崎新幹線開業により、佐世保線肥前山口-武雄温泉間も複線化されますが、本当の意味で複線化されるのは、肥前山口-高橋(武雄温泉のひとつ肥前山口寄り)間のみです。しかも、「リレー方式」導入時までに複線化されるのは、大町-高橋間のみです。高橋-武雄温泉間はそれぞれ単線の狭軌と標準軌が並列するかたちとなります。標準軌の線路の途中には軌間変換装置(どちらかというと、高橋に近いところにできるようです)を入れ、フリーゲージトレインの走行に対応させます。この標準軌の線路をそのままたどれば、武雄温泉の新幹線ホームに入ります。武雄温泉の新幹線ホームは2面2線ですが、在来線と面しない、南側のホームに入ります。在来線と同一ホームで乗り換えられるほうについては、博多寄りは行き止まりの引き上げ線になります。また、在来線特急の引き上げ線を武雄温泉の佐世保寄りに設置します。その後、フリーゲージトレインが本格的に導入されると、肥前山口-高橋間の複線はそのまま軌間変換装置を経て、新幹線につながります。2本ともが新幹線になるのです。高橋-武雄温泉間は在来線の狭軌を入れると、3線となります。

 なお、長崎新幹線にフリーゲージトレインを入れると、新鳥栖でも軌間の変換を行いますが、新鳥栖の軌間変換装置の完成は2024年度末の予定です。「リレー方式」の開業時には間に合わず、本格的に導入するころにできあがることになります。
(参考:長崎県ホームページ https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2016/03/1457599873.pdf、佐賀新聞ホームページ http://www.saga-s.co.jp/column/sinkansen/21001/294787)

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Comments

リレー方式にするならフリーゲージトレインをリレー区間に投入するのは無駄だと思います。

新八代-鹿児島中央暫定開業と同じ形にして将来の山陽新幹線乗り入れに本格対応できる状態にしておいた方が良いと思います。

フリーゲージで新鳥栖から武雄温泉間を開業させる場合、費用がかかるの割には時間短縮が望めず、車両も機能安全面が開発途上です。重量面もそうですが、乗車定員・車両規格(大きさ)の面では山陽区間にも対応費用が必要です。
(現状では対応が博多までになってしまい、長崎新幹線の意味がなくなってしまいます。)

費用の面、政治・利権・メンツ・プライド面だけでなく
新幹線本来の原点(スピードアップ)
利用者の視点(移動の体力負担、現地移動・滞在時間等)を考えて開業して頂けたらと私は思っています。

Posted by: Soleil | 2016.04.23 at 12:50 PM

 Soleilさん、こんにちは。

* フリーゲージで新鳥栖から武雄温泉間を開業させる場合、

 長崎新幹線にフリーゲージトレインを導入する理由ははっきり言って、よくわかりません。新幹線と直通する規格であるにもかかわらず山陽新幹線には乗り入れることができないのです。

 長崎新幹線を全線フル規格でつくるのが理想ですが、それが無理なら狭軌でつくるのがよいでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2016.04.23 at 03:48 PM

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