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北陸新幹線福井駅、東に拡張か?

 北陸新幹線の福井県内を中心とした話題をいくつか。

 北陸新幹線福井駅は、主要駅であるにもかかわらず、1面2線の島式ホームだけです。幅は約20メートルほどしかありません。新幹線の高架下に駅務室や待合室をつくると、ホームに向かう通路が狭くなってしまいます。

 そこで東村福井市長は、4月に新幹線駅の一部を東側に張り出すことを与党建設推進プロジェクトチームの検討委員会に提案しています。新幹線駅の東側にはえちぜん鉄道の福井駅がありますが、南側には伸びません。ですから、えちぜん鉄道駅の南側を新幹線が使うことができるのです。張り出す部分はえちぜん鉄道に合わせて幅約17メートル、長さは最大80メートルを想定しています。拡張したスペースには駅務室などを入れ、広い通路を確保することができます。

 そのほか福井市長の提案としては、(1)在来線との中2階での乗り換えは段差をなくす (2)ホームには3か所の階段を設ける (3)ホームドアを設置するときはホーム幅が広くなるように特例措置を設ける があります。東側への張り出しを含めたこれら4つの提案は、鉄道・運輸機構が旅客流動調査を踏まえて検討するとのことです。

 北陸新幹線の次の開業区間は金沢-敦賀間ですので、敦賀駅では在来線との乗り換えが出てきます。在来線特急は新幹線の下に乗り入れる話がありますが、普通列車は現行の駅を使います。ところが、新幹線と在来線は200メートルも離れているため、乗り換えの不便さを軽減させるために「動く歩道」を設置する方向です。「動く歩道」を設置するのは、在来線から新幹線につなぐ60メートルの通路で、すでにある在来線の通路55メートルには設置しません。技術的な問題から既存の通路には「動く歩道」を設置するのは難しいようです。そして、その「動く歩道」なのですが、17日に鉄道・運輸機構が明らかにしたところによれば、設置費用は幅、長さ各1メートル当たり230万円になるようです。敦賀駅に「動く歩道」を設置するかどうかは、混雑時の歩行者密度などの調査をしてから判断するようです。

 なお、同じ17日、山田白山市長が与党建設推進プロジェクトチームの検討委員会に出席し、白山駅設置を正式に要望しましたが、国交省の担当者はその要望を石川県から受けていないことを理由に、回答を留保しました。さほど遠くはないところに新幹線の駅(金沢、小松)があり、金沢-福井間にはすでに3つも駅ができます。小松、加賀温泉、芦原温泉は現在の特急停車本数から新幹線駅をつくるのは妥当ですが、白山市内にある松任駅はそれらに比べると特急の停車本数は明らかに少なく、追加する必要はないでしょう。

 話は変わりまして、新幹線が開業したら、特急が通る今の在来線はJRから経営分離され、第三セクター鉄道となります。その中で、越前市は武生-王子保間に新駅を設置するように求めます。この駅間は距離が長く、途中に高校があるからです。第三セクターがこまめに駅を設置するのは望ましい方向でしょうが、(需要の多そうな)県庁所在地の福井からは若干離れているような気もします。
(参考:福井新聞ホームページ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/94244.html、http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/97920.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160618/CK2016061802000022.html)

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