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羽田空港と都心の間を船で(1)

 名古屋6:41発の「のぞみ268号」に乗る。名古屋始発の「のぞみ」だが、朝早いにもかかわらず、よく乗っている。ただ隣は空席で、下車する新横浜まで2席を独占することができた。三河安城付近で車掌通りかかるが検札なし、自身の端末と照らし合わせ、把握している状況と同じならば検札はしないのだ。新横浜には定時の7:58に到着。

 新横浜と菊名は隣の駅。普通の紙の切符なら横浜市内のJR線も無料で乗ることができるが、今回使った切符は、「エクスプレス予約」の「IC早特タイプ21」。8600円と安いが、新横浜からの運賃は含まれていない。ひと駅だけにお金を払うのももったいないので、歩くことにする。駅で地図を見て、途中のコンビニで道を尋ね、菊名には15分ほどで到着。菊名8:20発の普通新宿三丁目行き(8両編成)に乗ることができた。

 多摩川で階段を降り、東急多摩川線に乗り換え。多摩川8:37発に乗る。少し小柄な3扉車の3両編成。車両番号は1320とあるので、地下鉄日比谷線で走っていたものを転用したのではない。もとから池上線、東急多摩川線用の車両(1993年製)なのだ。東急多摩川線は多摩川と蒲田との間を行ったり来たりする、東急の中ではローカル線の部類だが、全線複線で日中は6分間隔。全国的にみたら結構便利だ。多摩川を出たときは東横線のときと同じく、座席がほぼ埋まり、ところどころ立っている人がいる、という程度の混み具合であったが、一番蒲田寄りだからであろうか、だんだん乗ってきて、混んでくる。

 蒲田から羽田空港へは京急で行く方法があるが、東急(+JR)と京急の駅は離れている。蒲蒲線の話があるのはそのためだが、蒲田から羽田空港へのバスがある。途中こまめに停まる路線バスもあるが、人気があるのは停留所の少ないシャトルバス。途中1か所に停まるだけで次は空港だ。30分間隔で運転されている。次は9:10発だが、15分前の時点ですでに列ができている。10分ほど前に羽田空港からのバスが到着。空港への直行のため、座席は通常のものよりよくなっている。荷物置き場もある。20分ほどで羽田空港国際線ターミナルに到着。ここの1階、ローソンの前が指定された集合場所だ。

 ここで、本日参加したイベントについて説明しておこう。羽田空港と都心を結ぶ公共交通手段と言えば、京急かモノレール、そしてリムジンバスというところである。ところが、羽田空港は海沿いで、都心には縦横に川がある。これを観光に活用できないか、ということで国交省の社会実験が行われている。2015年から何回か行われているものであるが、都心を船で移動するのはめったにないことから、今回参加することにしたのだ。

 本日参加した社会実験、「京浜運河&隅田川&神田川ゆったりクルーズ」の集合時間は10:20なので、まだ50分ほどある。そこで4階の江戸小路に行き、時間をつぶす。やがて時間になったので、集合場所に行く。代金はインターネットで支払っているので、名前を告げたらおしまいだ。やがて時間になり、もう一回点呼をした後、係員の誘導で桟橋に行く。多摩川にある桟橋まで、歩いて10分か15分といったところか。桟橋で予約した順番に並ぶ。船は自由席だが、予約した順番に席を選ぶことができる。私は満席ギリギリだったようで、後ろのほう。ただ、いくら遅くても立席になることはない。これから乗る船には立席の設定がないから。

 すでに船は停まっていた。この社会実験に合わせてつくられた船で、名前を「Jetsailor」という。橋の下を通ることができるように、低くなっている。予約した順番に乗り込み、いったんは奥のほうの座席を選んだが、思い直して後ろのほうの、窓のない座席を選ぶ。少々水しぶきがかかるらしいが、風が吹くので涼しそうだからだ。船にはトイレがあり、種類は少ないとはいえ、飲み物やスナックの販売もある。

 ここまで案内した係員に見送られ、定刻(10:50)に出航した。これから110分の船旅である。多摩川から海老取川に入る。ところどころに釣り人を見かける。船は歩行者に抜かれそうなぐらいのゆっくりとしたスピードで進む。船には男性ガイドも乗り込んでいて、ところどころで案内をする。

 空港を離れ、船は運河に入る。スピードが上がる。このあたりで並走するのはモノレール。モノレールに乗っていると気づかないが、運河の中に橋脚がある。モノレールは平均すると4分間隔で走っているので、しょっちゅうすれ違い、抜かされる。右のほうを見ると、公園がある。昼前なので、バーベキューをしている人が多く見受けられる。

 レインボーブリッジをくぐり抜けて隅田川へ。広い幅の川を遡る。リバークルーズの船とすれ違う。やがて船は左に曲がり神田川に入るのだが、神田川には元祖リバークルーズ、屋形船がたくさん停まっている。スピードを落として、船の操縦の邪魔にならないよう案内もやめて、そろそろと進んでいく。屋形船がたくさん停まっているエリアを通り抜け、若干スピードを上げ、秋葉原、御茶ノ水あたりを川から見ながら、5分ほど遅れて水道橋近くの新三崎橋防災船着場に到着した。(続く)

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