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「ドリーム号」が1人で乗務するわけ

 夜行バスは、安全を確保するため2人の運転士が1台のバスに乗り、途中のサービスエリア等で交代しながら進むことが多いです。しかし、JRバスグループの夜行バス、「ドリーム号」は、1人しか乗務しません。これはコストを削減するためでも何でもなく、運転士の疲れがピークとなる2時ごろに運転士を交代させているのです。

 なぜ深夜に交代させる方法をとっているのでしょうか? それは運転士2人が交代しながら運転する場合、運転しない1人は車内で仮眠をとっています。しかし、あくまでも仮眠であって、完全に休むことができるわけではありません。しかし、「ドリーム号」なら、乗務後あるいは乗務前は設備の充実した宿泊施設でゆっくり休むことができます。

 具体的に見ていきましょう。取り上げるのは大阪駅ジェイアール高速バスターミナル22:00発東京駅6:07着の「グランドリーム12号」です。このバスは大阪市内の営業所を21:15に出庫し、翌6:47に東京都内営業所に入庫します。このバスの運転を2人で担当します。最初の運転士(西日本ジェイアールバス担当)は、浜松市(三ヶ日)まで担当します。21:15の出庫から、翌1:43の浜松市着まで担当します。途中の休憩は、土山サービスエリアでの20分です。この運転士は、浜松市までの乗務終了後、宿泊施設で休みます。それを引き継いだ運転士(ジェイアールバス関東担当)は、運転開始まで宿泊施設で休みます。乗務は1:53の浜松市から始まります。日本坂パーキングエリア(10分)と足柄サービスエリア(20分)で休憩し、6:47の入庫までを行います。このような乗務員交代は東名経由だけではなく、東京-京都・大阪間の中央道経由なら小黒川パーキングエリアで、東京-金沢間なら東部湯の丸サービスエリアで交代します。

 また、バス車両については最新の安全装置を装備し、ヒューマンエラーをカバーできるようにしています。さらなる安全性の向上に努めています。
(参考:西日本ジェイアールバスホームページ http://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/show/id/348?jrb_usr=853b06cc00024e7bdf90e744b2761600)

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Comments

東京〜大阪の昼間便「昼特急」も三ヶ日で乗務員交代します。ドリーム号で来た人が昼特急を運転して戻る仕組みなのでしょうか。

別の話で恐縮ですが,昼特急の東京行の場合,三ヶ日で10分くらい停車して運転手交代し,そのあと5分ほど走ると,浜名湖SAで15分程の休憩になります。何かちょっと時間がムダな気がします。

Posted by: (yo) | 2016.06.08 at 12:52 PM

  (yo) さん、こんばんは。

* ドリーム号で来た人が昼特急を運転して

 そういうことなのでしょう。

* 何かちょっと時間がムダな気がします。

 確かにそれは言えますが、三ヶ日には休憩施設がないので、やむを得ないのでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2016.06.08 at 09:37 PM

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