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  道東周遊記(3)

 女満別空港と阿寒湖の間を定期観光バス(「阿寒パノラマコース」)が走っている。このバスは、途中で自由に乗り降りができ、とても便利。今日はこのバスを使い、摩周湖などの道東の観光地をまわることにする。

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 さとうだいこんとジャガイモの畑が広がるなだらかな坂を登っていくと美幌峠。向こうには屈斜路湖が見える。峠では名物の「ジャガイモドッグ」が売られている。ジャガイモに小麦粉をつけて揚げたものである。ホットドッグのソーセージをジャガイモに代えたものと考えれば間違いではない。

 峠には強い風が吹いている。この強い風を利用して、ハンググライダーを楽しんでいる人もいた。


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 湖岸の砂を少し掘ると温泉が湧き出てくる砂湯(もっとも、観光客が多いので、砂を掘って温泉に入ることは難しい)、名横綱大鵬の出身地として有名な川湯温泉、荒涼とした光景が印象的な硫黄山を通り、摩周湖にたどりつく。摩周湖は世界一透明度の高い湖で、真っ青な色の水をたたえている。

 摩周湖は「霧の摩周湖」とも言われるとおり、霧にかかっていることが多く、晴れているのはなかなか見ることができない。しかし、訪れたときは晴れていて、とても綺麗。「晴れている摩周湖を見ると、婚期が遅れる」という話もよく聞くが、聞かなかったことにしておこう。


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 バスは弟子屈<てしかが>のバスターミナルを出て、西にまっすぐに進む。雄阿寒岳・雌阿寒岳を一望することのできる双岳台を通り、終点の阿寒湖に着いた。暗くなるまで、周辺を散策。遊歩道を歩くと、地中からボコボコと音がする。これがボッケ(アイヌ語で「煮え立つ」の意味)であり、火山の名残である。ガイドマップに出ていた別府の坊主地獄に似ていて、ユーモラスだが、ボッケからは100度にもなる水蒸気や硫化水素が出ているので、近づくのは危険だ。

 阿寒湖も日が暮れた。


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 阿寒湖には道内最大のアイヌコタンがあり、約200人が住んでいる。民芸品の店で生計を立てている人が多い。

 そのアイヌコタンでは、国の重要無形文化財に指定されている古式舞踏のショーが毎晩行われている。20時の開演前には、どこからか人が集まってきて、400人が入ることができるチセ(アイヌ語で「家」の意味)は一杯になった。踊りの内容は、若い女性が長い黒髪をなびかせることによって、山の木々が風に揺れる姿を表現したものなどいくつかある。

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