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青函トンネル、三線軌条見直しか?

 北海道新幹線では、青函トンネルなど一部区間において、在来線と共用しています。標準軌の新幹線と狭軌の貨物列車が同じレールの上を走ります。

 ところが、3月の北海道新幹線開業後、青函トンネル内で北海道新幹線が緊急停止している例があるのです。これまで4回緊急停止していて、6月12日は2回も起きました。いずれの場合も、運行システムが、実際には走っていない貨物列車が前方にいるという電流を感知して、新幹線の信号が赤になったからです。

 新幹線と在来線が同じレールの上を走るため、今までの新幹線よりも高いレベルの保守が求められます。JR北海道の島田社長も15日の記者会見で、そのことに触れています。根本的な解決は、新幹線と在来線が同じレールを共有する三線軌条を見直すことです。貨物列車も新幹線車両で運ぶ、「貨物新幹線」にしないといけないのです。国やJR貨物などとともにその「貨物新幹線」の導入を進めていく必要があると考えています。なお、当面の対策としては、新幹線と在来線の両レールの間を絶縁物で仕切り、電気が誤って流れないようにするとのことです。新幹線と在来線の両レールの間の絶縁物は今でもありますが、背の高いものに代えるとのことです。

 確かに、青函トンネル等の共用区間が標準軌に統一されれば、運行システムは今よりは簡単なものになるでしょう。しかし、「貨物新幹線」はこれからの技術で、確実に実現するとは限りません。少なくとも実現するまでは三線軌条で新幹線と在来線が同じレールを使います。一連のトラブルも、事故を起こさない方向に働いたという意味では最悪の事態は防げたのです。反対に前方に列車があるのにいないとシステム上判断されたら、深刻な事態を招きます。当面は現行のシステムを磨き上げることが求められるでしょう。
(参考:NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160615/3566791.html、北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0282694.html)

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Comments

貨物は青函トンネルから手を引けとの提言もあるようです。

青函トンネルで「貨物撤退」はなぜ封印されたか
http://toyokeizai.net/articles/-/121952?display=b

封印が解けたらどうなるか、全く見えません。

Posted by: 日置りん | 2016.06.19 at 01:36 PM

 日置りんさん、こんにちは。

* 貨物は青函トンネルから手を引けとの提言も

 貨物列車がごくわずかで、トラックで代替できるレベルならともかく、青函トンネルは貨物にとって重要路線ですから、追い出すのは無茶です。

Posted by: たべちゃん | 2016.06.19 at 03:18 PM

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