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向谷氏考案のホームドア、JR九州が採用

 以前、当blogでも取り上げた向谷氏考案のホームドアですが、実現することとなりました。

 そのホームドアを導入しているのは、JR九州。鉄道信号だけでなくホームドアでも大手である日本信号と組み、筑肥線の九大学研都市で2016年度中の実現化を目指しています。ここで向谷氏考案のホームドアの特徴についておさらいしておきますと、ホームドアを通常の板状の扉ではなく、バーを櫛のように互い違いに配置していることが挙げられます。ドアが開いた時もお互いの隙間に収納され、機器の厚みが抑えられます。板ではなくバーなので、重量が抑えられ、設置にかかるコストも軽減されます。いくらホームドアが安全だといっても、設置費用をすべて補助してくれるわけではなく、鉄道会社の自己負担が必要ですから、コストを抑えるのも重要なことなのです。ホームドア設置駅数(2015年9月末時点で全国621駅)を増やすためにも。ちなみに、向谷氏がホームドアを考えるようになったきっかけは、2015年の年明けのJR九州の青柳社長との雑談の中において。ホームドアについて話をしているとき、向谷氏は両手の指と指を交差させながら話をしていたのですが、それで思いついたようです。なお、日本信号が絡むようになったのは、2015年11月に幕張メッセで行われた鉄道技術展の直前に出た雑誌の記事(当blogでも取り上げたものです)を日本信号が見たからだそうです。

 向谷氏考案のホームドアの重さは通常の板状の半分程度を目指しています。軽量化できれば、設置コストはもちろん下がりますが、ホームへの搬入も従来の電車ではなく、人力でできるようになります。駅の階段からの搬入ができるのです。また、ホームドアが板ではなくバーになるので、乗務員によるホームでの安全確認もしやすくなります。もちろん、チャイムは向谷氏が考案するようです。4月には熊本地震が起きましたが、予定されたスケジュール通りに進めるようで、今年度中に向谷氏考案のホームドアを見ることができるようになります。
(参考:東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/119636)

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