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ニセコ駅、乗り換えを嫌い利用者減少?

 北海道新幹線開業に伴う3月のダイヤ改正で、JR北海道はローカル線の運行本数を減らしました。函館線では長万部-倶知安間で見直しがあり、さらに倶知安駅で乗り換えなければならない事例が発生しました。倶知安で30分以上待たされるケースもあります。

 そういうこともあって、ニセコ駅の利用者が減少しています。5月の大型連休期間中(1~8日)の切符販売額は約33.9万円、前年同期比52%減にもなっています。ニセコ駅で観光案内所を運営しているニセコリゾート観光協会も利用者が減っていることは肌で感じ取っているようです。代わりに、乗換駅の倶知安駅での利用者が増えているという話もあるようです。

 ニセコ駅はJR北海道の駅員がいません。ニセコリゾート観光協会がJR北海道から切符の販売業務や施設管理を受託しています。ところが客が減ると、この受託にも悪い影響を与えます。ニセコ駅の維持管理費用は年間約350万円、これを切符の販売手数料(約160万円)とJR北海道からの駅管理手数料(150万円)でほぼ埋め、残りが赤字となります。しかし、このように利用者が減ると、赤字は100万円になるとニセコリゾート観光協会は見ています。

 ニセコ町議会は6月23日の定例町議会で、倶知安駅での乗り換えをしなくても済むようなダイヤにすることを求める陳情を採択しました。しかし、ニセコ駅を管轄する倶知安駅によれば、倶知安駅で乗り換えさせるのは、混みやすい倶知安-小樽間を増車させるためにやむを得ず行っているようです。とは言っても、この区間の利用者が格別多いわけでもないので(はっきり言ってJR北海道が運営するとすれば厳しい数字)、少ない車両でやりくりしているだけかもしれません。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0290264.html)

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Comments

倶知安ー小樽は、潜在的需要でいえばかなり大きいと思います。余市が2万、共和、岩内で2万、倶知安1万5千の人口がありますし、岩内ー札幌で80kmしかないので札幌圏輸送、小樽や札幌市手稲区まで通勤通学する方がかなりいらっしゃいますから。

ただ、小樽以遠で非電化であり、しかも線形改良されていないでスピードがだせないこと、小樽が北海道中央バスの本拠地でバス便が充実しているので、jrの旅客数に結びついていないですが。jr北海道としても、倶知安ー小樽は乗客増が十分見込めると踏んでいると思いますね。

Posted by: 2tak | 2016.07.11 at 10:27 PM

 2tak さん、こんばんは。

* 倶知安ー小樽は、潜在的需要でいえば

 確かにそれなりに潜在需要はありますが、それを活かせていないきらいがあります。

* jr北海道としても、倶知安ー小樽は

 それならそれなりの投資をしないといけないでしょう。将来の第三セクター化も視野に入れ、地元自治体に出資してもらって投資することもしなければなりません。

Posted by: たべちゃん | 2016.07.11 at 10:41 PM

>地方自治体が出資
そんなことができる自治体は、北海道だと札幌市、千歳市、旭川市、帯広市、釧路市、苫小牧市、函館市しかないです。ですが、この地域の鉄道に札幌が出資したら、市民から訴訟起こされます。北海道は財政力悪すぎでムリ。開発局が支援できれはいいの
でしょうが、鉄道は対象外なのでこれもムリですね。
てなわけで、このままでしょう。ニセコにはあきらめてもらうしかないです。

Posted by: 2tak | 2016.07.12 at 01:14 AM

 2takさん、おはようございます。

* てなわけで、このままでしょう。ニセコには

 余市町、倶知安町などの地元がお金を出さない限りは、何の改善がなされなくても仕方がありません。このまま新幹線開業とともに、第三セクターになり、結局赤字を地元自治体で埋めるという将来が待っています。

Posted by: たべちゃん | 2016.07.12 at 06:05 AM

たべちゃん様
こんにちは。
>余市町、倶知安町などの地元が
鉄道の整備には莫大なお金がかかります。町村規模の自治体で整備できるものではありません。都道府県、あるいは少なくとも人口10万人規模の財政力もつ自治体でないと整備は不可能です。

>結局赤字を地方自治体が
ここ20年で、人々の価値観が大きく変わっています。余市、倶知安など地元の高校ではなく、子供の将来のために、札幌や小樽など都市部の学校を選択するのが一般的になりつつあり、それができない場合は都市部へ転居するという流れが進んでいます。これは、北九州に住む高校生、大学生が地元の高校ではなく、よりレベルが高い、あるいは部活に邁進できる福岡に高速バスや特急で通ったりと、全国どこでもだと思います。

路線バスで小樽、札幌に通うことは、時間がかかりすぎてできませんから、鉄道の廃止は倶知安、余市の人口流出が進むことになるでしょう。結果、1次産業、2次産業、観光業の衰退をもたらします。それを国として、県単位でどう考えるかという問題であり、単純に地方自治体の問題ではないと思いますね。

で、この種の議論で私が問題だと思うのは、鉄道の存廃を実際に決定する人たちは、そういう時代に子育て、あるいは通学していないので、北九州から福岡に通学している実情を理解していない。あるいは知っていても北九州に住んでいる人は北九州の高校に進学すべきだという、現状ありえない考えをもっていることです。

Posted by: 2tak | 2016.07.22 at 07:47 PM

 2takさん、こんばんは。

* 鉄道の整備には莫大なお金がかかります。町村規模の

 だからと言って、負担を国や鉄道会社に押し付けてよいものではないでしょう。道路は無料の高速道路が整備され、鉄道は自力で維持を迫られるなら(しかも赤字になっても補助がもらえない)、やる気をなくすのは当然です。

* ここ20年で、人々の価値観が大きく変わっています。

 それならそれで、優秀な生徒に奨学金や下宿費用を与える方向で対処する話であります。鉄道を維持するなら、都道府県や市町村が積極的に負担しなければなりません。

Posted by: たべちゃん | 2016.07.22 at 09:46 PM

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