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京急久里浜線三浦海岸でホームドア実証実験

 乗客のホーム転落を防ぐホームドアは、全国各地で導入の動きがありますが、車両のドア数やドア位置を揃える必要があり(JR西日本で導入されているように、ドア数が異なっていても対応できるタイプもあります)、車両の改修も必要になります。これでは、いくらホームドアが安全確保のために求められていても、そう簡単に普及させることができません。

 そこで三菱重工グループの三菱重工交通機器エンジニアリングが開発を進めてきたのが、「マルチドア対応ホームドア」、通称「どこでもドア」です。この「どこでもドア」はこれまでできなかった、ドア数やドア位置などが異なる路線でも導入することができるように開発されたものです。また、車両側の改造工事が必要なく(そのため導入コストが抑えられます)、地上設備のみでホームドア開閉の連携が連携が可能な「地上完結型連携システム」を採用しています。開閉幅は少々停車位置がずれても対応できるように広く、ホームドア内部のセンサーが車両ドアの動きを感知し、車掌がホームドア側の操作をすることなく自動で開閉するのです。車掌がやることは車両のドア開閉作業のみです。

 この「どこでもドア」の開発がある程度進んだので、実証実験を行うことになりました。実証実験は秋ごろから久里浜線三浦海岸で行われます。三浦海岸が選ばれたのは、2扉車と3扉車の両方があり、海に近いところにあり、潮風が強く、塩害があるからです。このような厳しい環境で行えば、ほかの駅でも対応できると考えたからです。最後部の1両分のみ行います。実施期間は1年間です。

(追記)
 三浦海岸での「どこでもドア」実証実験は、10月24日始発から約1年間、行います。
(参考:京急ホームページ http://www.keikyu.co.jp/company/news/2016/20160712HP_16068NN.html、http://www.keikyu.co.jp/company/news/2016/20161014HP_16136NN.html、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04805440T10C16A7L82000/、日テレNEWS24 http://www.news24.jp/articles/2016/10/24/07344561.html)

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