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  長崎 異国の香りを求めて(2)

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 江戸時代に鎖国政策がとられるまで、日本の玄関口は長崎ではなく、平戸であった。ポルトガルなどからさまざまなものとともに神父がやってきて、お寺と教会が同居する独特の風景をつくりだした。

 桟橋に近いオランダ商館跡に行く。当時の面影を残すものは壁ぐらいしかないが、異国の香りは伝わってくる。海からは干物を干すいいにおいが漂ってきた。


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 秦の徐福が不老不死の薬を求めて日本に来たときに入ったと言われる武雄温泉。武雄温泉の共同浴場は中国風の楼門がシンボルになっているが、それにはそんな伝説があるからだ。なお、この楼門をつくったのは、辰野金吾。東京駅をつくった人として世間に知られている。

 共同浴場には殿様しか入ることができなかった「殿様湯」(今は時間単位で貸しきることができる)などいろいろなお風呂があるが、今回は一番安いのに入ることにする。浴槽には「熱い湯」「ぬるい湯」の2つがあるが、「ぬるい湯」でちょうどいい温度。武雄温泉の湯は源泉をそのまま使っているので、評価は高い。


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 JRバスで嬉野温泉へ。持っているのが「周遊きっぷ」なので、お金を払わずに乗車することができる。嬉野温泉も武雄温泉と同様、共同浴場があったが、レトロな洋館の共同浴場は老朽化のために閉鎖されていた。復活が待たれる。

 温泉に入ることをあきらめ、口で温泉を楽しむことにする。コシのある硬めの豆腐を嬉野温泉の湯で煮ると、温泉の成分とニガリが反応して、湯が白く濁り、豆腐が溶け始める。これを「温泉湯豆腐」といい、嬉野温泉の名物となっている。私も食べたが、かなりおいしかった。また食べたいものである。(おわり)

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