« 新幹線は北海道へ(0) | Main | 新幹線は北海道へ(2) »

新幹線は北海道へ(1)

 出発1時間前に見たメールで事態は大きく変わった。搭乗前日の夕方になって乗る予定だったPeach(関空8:30発新千歳行き)の欠航が判明したのである。事前に泉佐野市に「ふるさと納税」をして「ピーチポイント」をもらい、早々と予約したものの、これでは旅行の計画が崩れてしまう。大急ぎで計画を組み替え、乗る予定だった大阪への夜行バス(ウイラーアライアンス)もキャンセルする。代わりに選んだのが、中部空港発のジェットスター。中部空港7:10発なので、一晩を自宅で過ごし、早朝に出発する。なお余談だが、この話は出発直前にパソコンのメールを見ておいたから対応できたのである。関空に着いてからなら対応できなかっただろう。これからは旅行中でも情報が入るように、携帯電話のメールも登録しておいたほうがよさそうだ。

 夜明け前の5時、まだ暗い。雨が降っている。バスのない時間なので、千種まで歩く。ちょうど雨の激しいときで、歩いているうちに濡れる(しかも腹立たしいことに千種に着くころには小降りになっていた)。途中のコンビニで、朝食用のパンを買う。

 千種から中央線に乗って金山へ、そして金山から名鉄で中部国際空港へ。金山からは5:40発の快速急行に乗る。5700系の4両編成、貴重な2扉転換クロスシートである。2人掛けの座席を1人で座ることができるぐらいの混み具合で、私も転換クロスシートに座る。中部国際空港まで行くのはトランクのような大きい荷物を持った人ばかりと思っていたら、小さい荷物しかない人も結構多いのは意外だ。

 空港の有人カウンターでチェックインをする。手荷物は持ち込むことのできる範囲内だったので、追加料金は払っていたもののそのまま持ち込む。手荷物検査で水筒を機内に持ち込むことを申告すると、中身を少し飲むように言われる。中身を飲ませるというのは簡単で効果的な検査方法なのだろう。危険物なら飲めないからだ。時間になり、機内に乗り込む。観光客を中心によく乗っている。定刻の5分ほど前に動き始めるが、離陸はそれから10分ほど経った7:15ごろ。いったん南に向けて飛び立ったがすぐに北東に向きを変え、北の大地に向かう。下界は雲ばかりで、地上の様子がまったく見えない。機長のアナウンスでは新潟付近を飛んでいるとのことだが、雲しか見えないので、どこを飛んでいるのかわからない。地上の様子がわかるようになったのは、着陸の直前。ただし北海道に航空機で行くことは少ないため、どのあたりかはわからない。予定より10分ほど早く新千歳に到着した。涼しい、というより寒く感じる。

 新千歳空港の「みどりの窓口」で「北海道&東日本パス」を買う。新千歳空港9:15発の「エアポート93号」に乗る。733系の6両編成。ロングシートだが、4号車のみ指定席の「uシート」となっている。2号車のロングシートに座る。新千歳空港を出たときには空いていたが、途中駅でだんだん乗って、座席が埋まってくる。札幌には少し遅れて9:55に着いた。

 次は(北海道医療大学まで電化された)学園都市線に乗るが、札幌10:20発までない。少し時間がある。駅の外に出て、今晩乗る函館への夜行バス(北海道バスの「函館特急ニュースター号」)の乗り場を調べておく。札幌10:20発のあいの里公園行きに乗る。731系と733系の6両編成である。「エアポート93号」で733系に乗ったので、731系にする。731系も同じ3扉ロングシート。少し前の車両なので、ステップがある。途中で「uシート」のついた6両編成とすれ違う。「エアポート」に733系が投入されたので、追い出されたのであろう。普通列車として使われるときは「uシート」も自由席扱いとなる。指定席料金を払わずにいい椅子に座ることができるお得な車両だ。

 新琴似で降り、札幌市営地下鉄の麻生まで歩く。駅前の道をまっすぐ5分ほど歩くともう地下鉄の入口だ。自動券売機で市電との乗り継ぎ切符を買う。本来420円かかるところが、割引が適用されて340円で済む。地下鉄は7分間隔で運行されている。麻生を出た時点では空いていたが、だんだん増えてきて、一番多かったのはさっぽろ−大通間だ。すすきので降りる。2015年の年末に環状運転を開始した札幌市電に乗る。新規に開業した狸小路から外回りに乗る。狸小路は西四丁目とすすきのの中間の停留所だ。路面電車は道路の真ん中を走ることが多いが、ここ新規に開業した区間は道路の端を走る。歩道から車道を渡ることなく直接路面電車に乗ることができるので便利。ただ気をつけないと歩道とホームの間に段差があるところもあるから注意が必要である(スロープが整備されている入口はもちろんある)。新型の路面電車に乗りたかったが、少し前を走っているようなので断念する。狸小路で乗ったときは乗客が少なかったが、地下鉄と並行しなくなったところから人が増え始める。地下鉄から離れたところでは路面電車は重要な交通機関なのだ。大通に近い西四丁目で降りる人が多く、元通りの空いた車内に戻る。私はちょうど一周した狸小路で降りた。55分ほどかかった。

 暑くないので札幌駅まで地上を歩いていく。大通公園でイベントをやっているので寄ることにする。実は大通公園で「さっぽろオータムフェスト」というイベントをやっていたのだ。大通公園にたくさんの屋台が立ち、賑わっている。結局お昼は屋台で売っていたジンギスカンにした。昼間から生ビール(「サッポロクラシック」)もつけて。デザートはほかの屋台に行って、興部町のミルクでつくったソフトクリームのはちみつがけにした。

 次に目指すのは増毛、12月4日で廃止になるところだ。札幌からは13:03発の岩見沢行きに乗る。733系の3両編成である。江別までの間で降りる人が多く、終点に着くころにはかなり空く。岩見沢からは14:00発の旭川行きに乗る。こちらは721系の3両編成。乗客は少ないが、滝川での乗り降りが目立つ。札幌で特急の出た直後に出発したため、深川まで抜かれない。時間はかかるが先着する組み合わせである。深川に14:57に着くが、留萌線の次の列車まで1時間以上あるので、待合室で時間をつぶす。その次の列車、深川16:09発の増毛行きに乗る。旭川始発でキハ54の1両編成である。特急から持ってきたと思われるリクライニングシートが真ん中を向くように設置されている。座席の向きは変えることができないようだ。(続く)

|

« 新幹線は北海道へ(0) | Main | 新幹線は北海道へ(2) »

旅行・地域」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

飛行機、空港」カテゴリの記事

JR北海道」カテゴリの記事

北海道・東北私鉄」カテゴリの記事

名鉄」カテゴリの記事

北海道」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 新幹線は北海道へ(1):

« 新幹線は北海道へ(0) | Main | 新幹線は北海道へ(2) »