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スカイツリー脇の高架化は墨田区が行う

 東京スカイツリーのある土地には、かつて東武の貨物駅がありました。1993年まで営業していました。1990年から2003年までの間は、浅草に10両編成の列車が入ることができないことから、その貨物駅に専用のホームがありました。

 その後貨物駅の跡地は東京スカイツリーとなりましたが、東武伊勢崎線の北側は回送列車などの留置線が並んでいます。留置線は今も残っています。そのため、前後の区間が高架化された後もここだけは地上のまま残り、踏切もあります。地上のまま残ったことで街が分断され、スカイツリーの賑わいが線路の北側に及んでいません。老朽化した家屋がたくさんあり、火事や地震のときに問題になるようです。そこでとうきょうスカイツリー-曳舟間に残っている約1キロの地平区間についても高架化されます。線路の北側に北口広場を設けます。

 東京都内の鉄道の連続立体交差化は、東京都が主体となって行うのがほとんどです。しかし、東京都内には連続立体交差化を急ぐところがたくさんあります。高架化によって廃止される踏切が1か所しかないとうきょうスカイツリー-曳舟間の優先度はどうしても低くなってしまいます。ただ、墨田区としてはどうしても高架化したいところであるため、墨田区が主体となって高架化を行います。高架化の事業費は墨田区議会の2015年の資料によれば約275億円とのことです。

 この高架化には、とうきょうスカイツリー駅の移設が含まれます。300メートル東に移設され、(京成押上線、都営浅草線、東武伊勢崎線、東京メトロ半蔵門線が通る)押上駅に近くなります。今回の高架化で整備される北口広場も、実は押上駅のものなのです。現在、とうきょうスカイツリー駅のホームは島式1面2線ですが、2面に増やして3線とし、増やした1線を留置線に接続させます。留置線の規模は縮小し、空いた土地は北口広場になります。

 鉄道の高架化は2017年に着工し、2023年までに完成させる予定です。
(参考:日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXMZO03580130U6A610C1000000/)

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