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首都圏の変わり種ホームドアと変化が予想される東武を見る(2)

 あざみ野で東急に乗り換え。渋谷方面に3駅、宮前平でいったん降りる。ここも変わり種のホームドアがある駅。とは言っても宮前平のホームドアはよく見かけるタイプ、どこが変わり種かと言えば、ホームドアの置かれている位置なのだ。ホームドアは線路のすぐ近くにあるものだが、ここ宮前平のはかなり線路から離れた場所にある。東急田園都市線は混雑の激しい路線として知られている。そのため部分的に6扉車が導入されていた。ところがオール4扉車に統一されることになり、4扉車でも6扉車でも対応できるように、ホームドアの位置を線路から離れたところにしたのである。次に乗った南栗橋行き(宮前平11:35発、東武線内は急行)は東武の車両。地下鉄を介して遠くまで行くものだ。東武まで乗り通すのはそれほど多くないようで、東急からの客は渋谷や次の表参道あたりで降りる人が目立つ。

 南栗橋行きの急行を北千住で降りる。かつて東武日光方面の特急はエリート列車で、「けごん」や「きぬ」は浅草を出ると原則下今市までノンストップだった。JRとの乗り換え駅である北千住も下りは通過していた。その間を埋める列車のひとつとして設定されたのが快速。運賃だけで乗ることができるが、特急としても恥ずかしくないぐらい停車駅が少なく、座席も長距離を考慮した2扉セミクロスシート、ボックスシートがずらりと並んでいる。しかし、エリート列車であった特急の停車駅が増え、利用しやすくなった。これ自体はいいことだが、快速にとっては立場が危うくなる。東武としては栃木や新鹿沼へも特急で行ってもらいたい。ましてや快速で日光や鬼怒川に行かれるのは料金収入が入らないから困る。ということで快速運転は一部を除いて新大平下までに短縮され(一時は東武動物公園以遠各駅停車だった)、本数も日中は2時間に1本となった。さらに春には分割併合が可能な特急、「Revaty」がデビューする。今の快速は下今市で分割併合できるのも特徴だが、それが将来「Revaty」に取って変わられることも十分考えられる。具体的な発表は今のところないが、早目に快速に乗っておいたほうがよさそうだ。最後尾の扉に並ぶ。帰省客や観光客で混むと予想され、座ることができないと思っていたが、何とか空席を見つけることができた。乗車した北千住12:51の区間快速も、下今市で東武日光行きと会津田島行きに分かれる(どうやら乗車した2016年12月30日は、車両運用の都合で会津田島行きになっていたようだ)。間違った方向に乗っていかないようにするため、車内にも方向幕がある。

 時間の都合上、栃木で折り返す。栃木14:07発の「きぬ124号」に乗る。日光や鬼怒川に向かうのならともかく、年末に都心に向かう便が満席とは意外。事前にインターネットで予約して正解だった。東武の「けごん」や「きぬ」にはビュッフェがある(時間帯によって休止している便もある)。調理をするわけではなく、電子レンジで温めて出すだけだが、貴重な存在であることには変わりはない。早速焼きそばを注文し、席に戻って食べる。隣は春日部で降りたが、代わりに違う人が乗ってきた。東武の特急料金は座席などのサービスの良さを反映してか結構高いが、浅草−春日部間なら510円と良心的。「きぬ124号」を北千住で降り、常磐線で上野に行く。上野からは遅れていた上野東京ラインの沼津行き(所定のダイヤでは上野15:20発)に乗ることができた。10両編成と短いが、最後尾のボックスシートに空席を見つけて座る。

 沼津ではすぐに発車する浜松行き(沼津17:47発)に乗ってもよかったが、沼津18:31発の「ホームライナー浜松3号」に乗っても名古屋に着く時間は同じ。しかも座席は雲泥の差。320円を投資する価値はある。沼津に着くとすぐに乗車整理券を買い、発車までの時間で夕食を買う。前回と同じようにステーションデパートで夕食の弁当とお土産を買う。弁当はタイムセールをやっていた中華だが、今回は麻婆茄子にした。なぜかスープもおまけでついてきた。旅先で汁物はありがたい。よくわからないのが「ホームライナー」の座席の割り当てかた。2人で予約したわけでもないのに2席とも埋まっているところもあれば、2席とも空席のところもある。快速の「ホームライナー」は休日でもそれなりに使われているが(私と同じように沼津駅のステーションデパートで買った弁当を食べている人もいた)、やはり混むのは乗車整理券がいらない普通列車になる浜松。座席がほぼ埋まる程度となった。豊橋で接続する特別快速が遅れて発車したため、金山での中央線にうまく乗り換えられるか心配であったが、途中で遅れを取り戻し、予定の列車に乗ることができた。

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