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「第2青函トンネル」構想についての続報

 「第2青函トンネル」については以前に簡単に触れたこともありますが、新たなニュースが入ってきました。

 青函トンネルは北海道新幹線と貨物列車が共用しているため、新幹線の最高速度が時速140キロに制限され本来の能力を発揮することができません。貨物列車も新幹線のダイヤに影響されます。保守の時間帯は貨物列車も走ることができません。

 そこで出てきたのが、既存の青函トンネルの西100~250メートルのところに新しいトンネルを掘る案。鹿島建設や大成建設などの大手建設会社、民間コンサルタントらでつくる鉄道路線強化検討会が2年ほど前から検討を進めてきました。延長57.0キロの単線トンネルで、貨物列車だけが通ります。工期は約15年、工費は約3900億円です。新しい工法が考え出されたためか(すでにイスタンブールのボスポラス海峡で実績があります)、2年半前に比べて1000億円以上も安くなっています。

 どこから資金を調達するのか、(信号場はいくつかできるでしょうが)単線で輸送のネックにならないのかなど突っ込みどころは多い話でしょうが、根本的な解決になることは間違いありません。

(追記)
 建設会社や商社など200の企業や団体でつくる日本プロジェクト産業協議会は2017年2月13日、青函トンネルの近くに貨物用と自動車用の2本のトンネルを新たにつくる考えを発表しました(現行の青函トンネルは新幹線専用となります)。コスト軽減のために勾配を急にしてトンネルの距離を約30キロに圧縮、トンネルには送電線やガスパイプラインを敷設します。事業費は約7500億円、工期は約20年です。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0353789.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/series/railwaynews/051/、gooニュース http://news.goo.ne.jp/article/hokkaidonp/region/hokkaidonp-201702147909.html)

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