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阪神、水面すれすれの淀川橋梁を架け替えへ

 1924年に架けられた阪神なんば線の淀川橋梁は、水面ギリギリを走っています。水面から橋桁まで4メートル強しかなく、昔にできたこともあって堤防よりも低い位置を走っています。堤防より1.8メートルも低いところに線路があるのです。しかも古い橋なので橋脚は39本とたくさんあります。洪水の時には水の流れを阻害する恐れがあります。高潮の時には堤防の防潮堤を閉じるので、列車の運行ができなくなります。

 線路によって堤防が欠けたかたちとなっていること(何らかの理由で防潮堤を閉じることができないこともあり得ます)、橋脚の多い橋が上流からの水をせき止めることは、洪水の危険性を呼ぶものになります。もし堤防が壊れたら、大阪駅のあたりまで浸水するという危険性もあるようです。津波に対しても弱いです。橋につながる線路は耐震対策が完了しておらず、巨大地震発生時には地盤が沈下し、橋にぶつかった津波が堤防を越える危険性があります。

 この淀川橋梁を架け替えるという話は以前からあります。2000年度に事業化が決まりましたが、周囲が住宅密集地のため、なかなか前には進みませんでした。ところがようやく前進することになりました。現在地より下流側に堤防より約3メートル高い橋を架けます。橋の周辺も高くなり、尼崎側の福駅は高架駅になります。大阪難波側の伝法駅もさらに高くなります。事業区間は2.4キロで、総事業費は約500億円です。着工から約15年で完成する予定で、工事中も運行を続けます。

(追記)
 淀川橋梁の架け替え工事は2018年10月から始めるようです。2032年度に完成予定です。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000046-mai-soci、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00000578-san-soci)

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