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長崎電気軌道、脱線事故現場のカーブを改良へ

 2016年6月2日の夜に長崎の公会堂前交差点で起きた脱線事故。その影響で長崎電気軌道の一部区間は運休が続いたままです。この区間を通る3号系統は、蛍茶屋行きは通常通り運行しているのですが、事故のあったところを通る赤迫行きは運休し、出島を回る2号系統として運行しているのです。

 公会堂前交差点ではこの10年間に4回も脱線しています。この脱線事故については国の運輸安全委員会で調査を行っていますが(現在も継続中)、長崎電気軌道でも原因の調査を行いました。その結果、運転、車両については異常が認められなかったのですが、線路に直接的な原因があったのです。車輪がポイントのクロッシング部ガードノーズ箇所に繰り返し接触したことにより変形し、車輪が乗り上がりやすい状態となっていたのです。脱線事故が起きた箇所は2015年10月に起きた事故の復旧工事として2016年5月にレールを交換したところなのですが、たった10日間程度で脱線事故を起こすほどにガードノーズが斜めに変形したのです。この交換されたレールは2015年10月の事故を受けて設計を変更したものです。ガードノーズ部分の高さを通常より下げています。ガードノーズと車輪が接触する位置をなるべく奥のほうにすることによって、車輪との接触を緩やかにし、ガードノーズ部分の摩耗を抑制しようとしました。ところがそうすることによってガードノーズ部分が変形しやすくなったのです。

 今後の対策としては、ガードノーズの高さを従来の高さに戻すなどの設計にします。乗り上がりに対する安全性をさらに向上させます。事故の起きた公会堂前交差点の曲線半径を現行の20メートルから35メートルに緩和します。このような対策をとり、11月に復旧させる予定です。
(参考:長崎電気軌道ホームぺージ http://www.naga-den.com/files/lib/10/154/201701131347212896.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/63395/)

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