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廃線跡を使った自動運転の実証実験

 全国各地で自動運転への動きがありますが、福井でもそのような動きがあります。

 自動運転の舞台となるのは、永平寺。かつて永平寺には鉄道がありました。旧京福電鉄永平寺線があったのですが、もともと利用者が少なかったのに加え、立て続けに起こった事故の影響で廃止されてしまいました。廃線跡は整備され、2014年にえちぜん鉄道永平寺口駅から門前まで全長6キロの「永平寺参ろーど」となりました。車社会でどうやって使うのか考えたくなる、単なる遊歩道です。これを整備して自動運転の実験用道路にするのです。国内で6キロもの長さの自動運転専用コースは例がなく、自動運転を行うことによる問題点を見つけやすいとして、自動運転の実用化を進めたい国も関心を示しているようです。新しいことを始めるには、実際に試してみるのが一番です。

 実証実験は2017年度から始めます。ゴルフ場にある電動カートほどの専用車両が走ります。電気で動きます。遊歩道に合わせて幅3メートルほどです。2~3人の乗客を乗せて、時速20キロほどで走ります。アクセル、ブレーキ、ハンドル操作などは車両に搭載されたAIが行いますが、緊急時に備えて係員が車両に乗り込みます。「永平寺参ろーど」には4~5か所の停留所を設け、車両待避所もつくります。1車線しかないためです。安全性などを確認したうえで住民などが乗車できるようにします。1日当たりの運行本数は未定です。総事業費は約1.2億円です。実証実験は2年間の予定ですが、それ以降も実験用道路は残し、専用車両での走行は維持する方針です。

 とここまで書いて、気になるのが並行する路線バス。永平寺口-永平寺間はもともと鉄道があったということもあって、今もバスが走っています。それとの調整は必要でしょう。
(参考:福井新聞ホームぺージ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/114391.html)

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