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敦賀駅は上下乗り換えに

 北陸新幹線金沢-敦賀間は2022年度に開業しますが、最終目的地の新大阪まで全線開業するまでは敦賀で在来線特急に乗り換えることになります。北陸新幹線が新大阪までつながるのは2046年(実際にはもっと早くなるとは思っていますが)、それまでの間は敦賀での乗り換えを強いられます。敦賀-新大阪間は「小浜-京都ルート」なので、名古屋方面は永久的に乗り換えです。

 実は敦賀での新幹線と在来線の接続方法については決まっていませんでした。認可はフリーゲージトレインの導入が前提となっているようですが、どんなにうまくいっても2022年度末には間に合わないというのはみなさんも御存じの通りです。かと言って、新幹線ホームから在来線ホームに約200メートルも歩かせるわけにはいきません。

 そこで出てきたのが、新幹線の真下に在来線特急用のホームをつくり、エレベータなどで乗り換えさせる方法です(先ほども書いたように、認可はフリーゲージトレインの導入を前提にしたものなので、変更が必要になります)。新幹線ホームの真下に在来線特急用のホームをつくるのは100億円以上かかりますが、これまで敦賀での新幹線と在来線の接続方法が決まっていないため、敦賀市が駅東側に整備する駅前広場の都市計画が進みませんでした。これが国交相の発言によってようやく前に進むことになりますが、逆に言えばこの新幹線の真下乗り入れで、フリーゲージトレインの導入はさらに難しくなったと言えます。フリーゲージトレインを導入するためには、在来線から新幹線ホームに乗り入れるための連絡線の建設が必要となりますから。

 福井県側には、フリーゲージトレインの運行ができない限り、在来線特急を福井まで運行させるよう求めるがあります。新幹線が開業すれば並行在来線の需要は減りますから(開業10年後の2033年度の乗車人数は、2015年度に比べて1割以上減少するとのことです)、在来線特急の乗り入れはありがたい話です。しかし、それは無理というものです。それができるのなら今でも「サンダーバード」は富山まで直通しているはずです。北陸新幹線が金沢より西に伸びるのは、失礼なところもありますが福井に魅力があるからではなく、先に大阪があるからです。大阪がなければ金沢以西の延伸はかなり後回しになっていたことでしょう。
(参考:福井新聞ホームぺージ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/115094.html、http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/113506.html、http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/115475.html)

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