« 宮城教育大がたった500メートルの短距離送迎バスを走らせる | Main | 8月26日ダイヤ改正で「泉北ライナー」、朝や夕方以降に増発 »

JR東海、ハイブリッド方式特急車両を投入

 JR東海は非電化区間の特急、「ひだ」、「南紀」用に85系を使っています。しかし、85系も分割民営化後につくられたとはいえ、30年近く経過しています。そろそろ取り換えの時期です。そんな中、JR東海は85系置き換え用の新型特急車両を製造することを発表しました。

 2017年末から試験走行を行うその車両はハイブリッド方式。エンジンで発電した電力と、ブレーキ時等に蓄電池に貯めた電力を組み合わせて使用し、モーターで走行します。このモーターで走行するというのがキーポイントで、ディーゼルカー特有の回転部品が不要となり、乗り心地を悪化させる要素であるギアチェンジも解消されます。エンジンが1両あたり2台から1台に減ること、及び駅停車時のアイドリングストップの採用等によって、静粛性や乗り心地が向上します。蓄電池に貯めた電力を加速時や停車時に使用するため、燃費が約15%向上します。二酸化炭素の排出量は約15%減ります。電車と同様の機器を採用するため、メンテナンスがしやすくなり、コストの削減が図れます。最高速度はハイブリッド方式の鉄道車両では国内初の時速120キロを目指します。

 車両のデザインは白地にオレンジの帯で、近鉄特急の新塗装を思い出させます。接客設備面での特徴的な事柄は、グリーン車へのセミアクティブダンパ、客室内荷物スペース、全座席へのコンセント、温水洗浄機能付き洋式トイレ、改良型ハンドル形電動車椅子に対応した車椅子スペース、オストメイト対応多機能トイレ、客室とデッキへの防犯カメラ、LED照明が挙げられます。

 新型特急車両はまず試験走行車として1編成4両をつくります。車両は2019年末に完成しますが、1年程度、ハイブリッド技術確立のための試験を行います。量産車は2022年度に投入する予定です。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000034155.pdf、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK675TWJK67OIPE01B.html)

|

« 宮城教育大がたった500メートルの短距離送迎バスを走らせる | Main | 8月26日ダイヤ改正で「泉北ライナー」、朝や夕方以降に増発 »

鉄道」カテゴリの記事

JR東海」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference JR東海、ハイブリッド方式特急車両を投入:

» 【JR東海】ハイブリッド方式による次期特急車両(試験走行車)の新製を発表。85系気動車の取替を見据えた導入 [阪和線の沿線から]
JR東海では、現在特急「ひだ」「南紀」に使用している85系気動車の取替を見据えて、同社では初となるハイブリッド方式を採用した次期特急車両(試験走行車)を新製することを発表し ... [Read More]

Tracked on 2017.06.10 10:08 AM

« 宮城教育大がたった500メートルの短距離送迎バスを走らせる | Main | 8月26日ダイヤ改正で「泉北ライナー」、朝や夕方以降に増発 »