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トミックス、1本のレールで複数の列車を走らせるシステムを開発

 鉄道の世界では、列車の衝突を防ぐため、線路をいくつかの区間に分けて、その分けた区間には1本の列車しか走らないようにしています。この列車を安全に走らせるルールを閉塞といいます。

 ところが、これまで鉄道模型でこれを実現させるのは難しかったのです。たくさんの車両をコントロールするためには、車両を加工する方法があるようですが、鉄道模型の車両は多くのメーカーから発売されており、ラインアップを充実させようとしたら、複数のメーカーのものを買わざるを得ません。

 そこで、トミックスはメーカーを統一しやすいレール(昔の茶色レールなどでも対応可能です)や制御機器に手を入れることによって、実際の鉄道と同じような閉塞運転をできるようにしました。車両への加工は要りませんので、従来通り複数のメーカーの車両を走らせることができます。

 それでは、トミックスの開発した新しい制御システム、TNOS新制御システム(TOMIX Traffic model New Operation control System)について説明していきましょう。レールのところどころをギャップで区切り、1つの閉塞区間とします。この閉塞区間ごとに、給電用のD.C.フィーダーNと車両検知のためのセンサーを接続します。D.C.フィーダーN、センサー、ポイントは配線を束ねるNDユニットにつなぎ、NDユニットはコントロールユニットに接続します。TNOS新制御システムにおいては、車両が存在する区間のセンサーが検知すると、1つ先の区間に給電を開始します。ただし、2つ先の区間に車両がいるときは徐行運転となり、スピードを落とします。1つ先の区間に車両がいるときは給電を行わず(常点灯システムは作動します)、車両は停止します。

 TNOS新制御システムは今のところ、10種類の決められたパターンでしか走行させることができません(将来的にはアップデートすることができるようです)。そのパターンに沿った運転モードを選択することで車両を走行させます。先方の車両にぶつからない閉塞運転の実現、ホームへの同時進入・同時出発が可能に、追い越しや行き違いなど実際の鉄道でよく見かける運転が可能に、無給電でも常点灯システムが作動するため待避列車でもライトが点灯するというリアルな夜間シーンが実現、加減速度や最高速度が個別設定可能なため普通や特急などの列車種別を想定した運転が可能に、など値段は少々張りますが(コントロールユニットやNDユニットなどがセットで税抜46000円)、今までできなかったいろいろなことができます。なお、TNOS新制御システムは基本的には自動運転で、動くのを見るだけですが、特定の車両を手動で動かすこともでき、その場合はほかの車両はそれに連動して動きます。
(参考:トミーテックホームぺージ http://www.tomytec.co.jp/tomix/necst/5701tnos/)

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