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神戸電鉄粟生線の支援体制について

 それなりに利用者がいるにもかかわらず、毎年多額の赤字を出し続け、廃止の話が出ている神戸電鉄粟生線。2012年度から5年間の計画で神戸電鉄に無利子で40億円を貸し付けていましたが、一定の成果が出たとして2016年度末で打ち切りとなりました。それでは、現状の支援体制はどのようになっているのでしょうか?

 まず、現状の支援体制を説明する前に、神戸電鉄の経営状況について説明します。粟生線は無利子融資があっても赤字のままですが、神戸電鉄全体としては2012~2015年度の4年間連続して、鉄道事業の経常黒字を続けています(2016年度も黒字のようです)。神戸電鉄が経費を節減するという努力もあり、2015年度は公的支援がなかったとしても1.6億円ほどの黒字がありました。

 2017年度からはこのような無利子融資はなくなりましたが、老朽化した車両を更新するために兵庫県、神戸、三木、小野の3市のほか、(粟生線から離れていますが)三田市も加わって、3億円の支援を行います。三木市はこれに加えて、最大3000万円の上乗せを行います。国の補助も活用して、2017年度は2編成の更新を行います。1編成(3両)の更新には6億円かかるようなので、1/4を地元が賄うのです。実は神戸電鉄には43編成の車両がありますが、この17年間で更新したのはたった3編成だけ。車両の老朽化が問題となっています。車両の更新は2017年度の2編成で終わりではなく、今後5年間で5編成の更新を行います。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009784565.shtml、https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201702/0009953707.shtml)

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Comments

非沿線の三田市まで支援するということは
「乗らなくても、残します」
という方向に地元の行政はシフトした、ということでしょうか?地元の住民は
「乗らないし、残らなくても構いません」
という態度の方がどの程度いるのか分かりませんが。(各自治体ごとに程度の差は大きいでしょうが)粟生線が一部でも廃止になったら日本中で廃線ラッシュが起きるのか、見てみたい気もします。

Posted by: 日置りん | 2017.09.15 at 07:36 PM

 日置りんさん、おはようございます。

* 非沿線の三田市まで支援するということは

 三田市が支援に加わった意味はよく分かりません。

* 「乗らなくても、残します」という方向に

 JRや大手私鉄等に押し付けるのではなく、自分たちが負担するのであれば、それはそれで評価します。

* 粟生線が一部でも廃止になったら

 粟生線は赤字とはいえ、それなりに利用者がいます。純民間企業のJRでさえも問題にしないレベルです。このクラスで廃止になるのであれば、ローカル線は根こそぎ廃止になってもおかしくありません。

Posted by: たべちゃん | 2017.09.18 at 09:36 AM

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