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日光線に205系改造の観光列車

 日光線はかつては最新鋭の車両で東武と激しい競争を繰り広げたものの、今は205系が行ったり来たりするだけの路線。その日光線ですが、4編成あるうちの1編成を観光用に改造します。

 観光列車の名前は「いろは」。日光の名所のひとつであるいろは坂と(物事の)いろはを掛け合わせたものです。ロゴマークも48あるいろは坂のカーブに因んで、「い」の文字を48色で彩っています。外観は訪日外国人を意識したジャポネスク風かつモダンなデザインで、黒、黄金色、灰桜色などの和の色づかいが施されています。レトロさもあります。側面には日光の自然や観光資源(キスゲ、華厳の滝、男体山・中禅寺湖)、日光の社寺に彫り込まれている様々な動物(龍、鳳凰、唐獅子)をモチーフとしたイラストを側面に飾ります。

 車内の内装は木目調で、シートモケットも日光線の路線カラーである、クラシックルビーブラウンをベースとした色にしています。落ち着いた雰囲気です。優先席付近以外は木を使用した吊革にします。ドア上には外国語表記に対応した案内表示器を設置します。客室蛍光灯はLED化します。バリアフリーに対応するため、車椅子スペースは2か所に増えます。Free Wi-Fiを提供することもできるため、乗客自身が観光情報を得やすくなります。扉は片側2扉で(外から見ると、4つの扉のうち2つをつぶしたのがはっきりとわかります)、車端部にはフリースペースもあります。座席は2+1のボックスシートもあり(ロングシートも残ります。座席数が198から209に増えます)、荷物置き場もあります。

 「いろは」の運転開始予定日は2018年4月1日、日光線で定期列車として走ります。1日で4~5往復します。デスティネーションキャンペーンに合わせてのものです。ただ、時期によっては、栃木県内などで臨時列車として走ることもあります。

 さて、話は変わりますが、訪日外国人が多く訪れる日光線では、聞き逃したり、車内アナウンスが聞こえても日本語なので意味が分からなかったりという問題がありました。そこで、2018年1月9日から2月15日の間、車内アナウンスの内容をスマートフォンに文字として配信する試験を行うこととなりました。

 対象となるのは日光線の昼間の列車のうちの1編成。運用は日によって異なるので、事前にどの列車が該当するかはわかりません。乗務員の音声アナウンスを乗務員用タブレットで認識し、文字化した情報を乗客のスマートフォンへインターネット経由で配信します。日本語、英語、中国語(繁体)、スペイン語に対応します。事前に「放送案内アプリ」という専用アプリをダウンロードする必要がありますが、通信料以外のお金はかかりません。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20171116_o03.pdf、http://www.jreast.co.jp/press/2017/20171218.pdf、東京新聞ホームぺージ http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201712/CK2017120202000151.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00e/040/217000c)

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