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JR北海道、値上げを検討へ

 経営難に苦しむJR北海道。2018年3月期には過去最大の416億円の営業赤字を計上しました。そこで、ついに運賃値上げに踏み切ることになるようです。利用者の減少や赤字の拡大がその理由で、もし値上げに踏み切れば、消費税率引き上げに伴うものを除くと、1996年以来の値上げとなります。1996年のときはJR四国とJR九州も値上げをしましたが、今回はJR北海道だけになるようです。JR北海道は値上げで得た金額を、安全対策や輸送力強化などに使うようです。なお、値上げの時期や値上げ幅は現時点では未定です。

 運賃を上げないで済めばそれに越したことはありませんが、JR北海道の厳しい状況を考えれば、値上げはやむを得ないでしょう。競争の激しい区間は割引切符で対応すればよいですし、利用者の極めて少ないローカル線なら、それによってさらに利用者が減れば、廃止に踏み切ればよいでしょう。わざわざ不得意な分野を押し付けられる必要は全くなく、ほかにも交通機関はあるのですから、得意分野の大都市通勤輸送か都市間高速輸送に特化すればよいのです。JR北海道に限った話ではありませんが、JRの運賃、料金は硬直化していて、競争の激しいところでは高止まりしていますが、ローカル線では異様に安いのです。大都市札幌の市内だけを走る札幌市営地下鉄よりも安い運賃水準で、山手線より少々高い程度の運賃では経営ができないのは当たり前のことなのです。

(追記)
 2018年10月20日に北海道庁で開かれた会合で、島田JR北海道社長は、2019年10月に運賃を値上げする考えであることを明らかにしました。同時期に行われる消費税の値上げと合わせて、40億円程度の値上げとなります。
(参考:毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180614/k00/00m/040/061000c、産経ニュース https://www.sankei.com/economy/news/181020/ecn1810200014-n1.html)

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