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札沼線など4線区、2020年度に廃止へ

 JR北海道は単独では維持困難だとしている路線として12線区を挙げています。JR北海道は、このうち宗谷線、石北線など8線区については国、北海道、地元に維持費用の負担を求めたうえで5年ごとに存廃を考えていきたいとしていますが、残りの4線区についてはどうするのでしょうか?

 残りの4線区、すなわち札沼線北海道医療大学-新十津川間、留萌線、根室線富良野-新得間、日高線鵡川-様似間については、廃止して、バス転換する方針です。2018年度中に地元自治体の合意を得て、2020年度に廃止する予定です。国の支援も求めません。

 宗谷線、石北線など8線区については、JR北海道は北海道新幹線が開業する2030年度までの支援を求めています。ところが、財務省は2020年度までしか支援を認めない方針です。普通列車しか通らないローカル線ならそれでもかまいませんが(そういう意味では、只見線日田彦山線の復旧費用を国が出す必要はありません)、宗谷線、石北線のように特急も通り、幹線的な機能もある路線については、駅や本数の削減はあっても、路線の廃止まではしてはいけないでしょう。駅は特急停車駅だけ、列車は特急だけに絞ってもやむを得ませんが、路線だけは維持しなければなりません。

(追記)
 その後、JR北海道が8線区についての廃線検討を撤回したという話もありますが、収支が改善されない以上、何年か後には存廃が検討されるのは当然のことです。そもそも8線区の中でもバスで代替可能のところはあります。どうしても鉄道を維持したければ、北海道がお金を出すしかないのです。
(参考:HTBニュース https://www.htb.co.jp/news/archives_1624.html、北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/200679、https://www.hokkaido-np.co.jp/article/200354/、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/railwaynews-126/)

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Comments

流石は国益二の次、国土の基盤どうなろうが知ったことでは無い財務省の屑な本性が丸見えですね。ココから先は政治家の領分となりますが、あいつらの取り引き条件などに丸め込まれないよう地元選出の政治家は財務省とタフな交渉をして2030年まで公的支援を引き出さねばなりません。

Posted by: 仙台藩士 | 2018.06.19 at 11:14 PM

 仙台藩士さん、おはようございます。

* 流石は国益二の次、国土の基盤どうなろうが

 すべての路線を維持しろとは言いませんが(宗谷線、石北線など8線区の中でも、国の税金で維持する必要がないところはあります)、宗谷線、石北線あたりの幹線機能は潰してはならないでしょう。運賃値上げ、無人駅の廃止、普通列車の廃止を行ったとしても。

Posted by: たべちゃん | 2018.06.20 at 06:26 AM

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