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高野山新ケーブルカーのデザイン

 高野山へのケーブルカーを54年ぶりに新造するという話は以前にも書きましたが、新しいケーブルカーの車両デザインは決まっています。

 新しいケーブルカーも2両編成。長さ約14メートル、幅約3メートル、高さ約3.3メートルです。定員は現行(261人)より大幅に減って181人。客車はスイスのキャビンメーカー、CWA社が、それ以外は日本ケーブル株式会社が製造します。

 ケーブルカーでまず目立つのはデザイン。海外からのインバウンドが増加し、国際色豊かな高野山のイメージとつながる、和洋折衷のデザインとなっています。ヨーロッパ風の流線型の車体が朱色で塗られています(窓周りは黒)。高野山・壇上伽藍の根本大塔を思い出させる色とされています。朱色は、高野山までのアクセス列車となる、特急「こうや」、「天空」、2300系にも採用されている色で、合わせて高野山への旅の期待感を持たせるものとするようです。眺望性も向上しています。従来の車両に比べて大型の窓ガラスを採用し、ケーブルカーからの四季折々の景色を車窓から楽しむことができます。特に車両の前面は大型の曲面ガラスで、斜面を自らが実際に上り下りしているような臨場感を味わうことができるようです。朱色と黒を引き締める色として、1号車は白、2号車はオレンジをアクセントとして使っています。

 中に目を移すと、内装全体に木目調の装飾を施し、和を基調としたデザインとします。座席には木材を使用し(折りたためる構造となっていて、混雑時には詰め込めます。定員の減少をこれでカバーするのでしょうか?)、背もたれは圧迫感を感じないように、格子状にします。照明は調光式LEDを使った間接照明です。床面は滑りにくい材質で、車内段差部にはつまずかないように足元灯を設置します。車内には車椅子スペースを設け、扉の開口部も750ミリから900ミリに拡大します。電動車いすでも乗り降りできます。

 このケーブルカーの新造期間中(巻上げ機なども新造します)、ケーブルカーの運行をやめて、バスによる代行輸送を行います。代行輸送を行う期間は11月26日から2019年2月下旬までです。バス代行輸送や列車運行の詳細については、2018年10月ごろに改めて発表されます。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180606_2.pdf)

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