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中川運河の船に乗る

 かつて、中川運河は物流に欠かせない存在であった。しかし、貨物を運ぶ手段が船からトラックに移り、運河が使われなくなった。その中川運河に登場したのが、2017年10月から運航を始めた、「クルーズ名古屋」。その「クルーズ名古屋」に8月11日、乗ってきた。

 船の乗り場は、ささしまライブにある。名古屋駅から少々離れているので、市バスに乗って乗り場に行く。名鉄バスならささしまライブの中まで乗り入れるが、市バスの定期券を持っているので、市バスならお金を払わなくて済むのだ。船は予約できないので、少し早めに行く。高速道路の高架下に小さな待合室があり、そこで切符を買う。900円だ。観光用としては、高くはない。15:00発の便を手に入れることができた。

 出発10分ほど前に案内があり、船に乗る。妙にカラフルな、屋形船タイプの船だ。窓の上の部分も塗られているので、船からの眺望が利かないのは残念。船に関するアンケートがあったので、指摘しておいた。進行方向に向かって20席ほどの席があるが、実際に乗ったのは8人で、空いている。途中のキャナルリゾートでも乗り降りがあり、6人に減った。

 それまで、時折観光案内のアナナンスが流れるほかは静かで、エンジンの音が響くだけの船であったが、見どころはキャナルリゾートを出てからのところにあった。名古屋港と中川運河の間には水位の差がある。実は名古屋港のほうが水位が高いのだが、それを調整するために通船門というものを設けている。船は前後を水門で仕切られた、閘室というところに入る。閘室に入ると、前だけでなく、後の水門も閉じ、水位の調整が始まる。どんどん水が入ってきて、水位は1.5メートルも高くなる。水位の調整が終わると、前の水門が開き、船は名古屋港に向かって進む。実はこれ、パナマ運河と同じ仕組みで、パナマに行かなくても、名古屋で体験できるのだ。

 通船門を出てしばらく進むと、名古屋港。静かな運河とは違って、海なので波があり、船は揺れる。やがて船は名古屋港の船着き場に着いた。
(参考:クルーズ名古屋ホームぺージ http://cruise-nagoya.jp/)

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