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青函トンネル等保守により、北海道新幹線最終1往復運休

 北海道新幹線新青森-新函館北斗間149キロのうち、青函トンネルなど82キロの区間は、三線軌条となっており、新幹線と在来線(貨物列車)が同じ線路を走ります。

 その青函トンネルを含む青函共用走行区間についてですが、6月9日から7月28日までの毎週日曜日(8日間)、上り下りとも最終の新幹線を運休して、保守工事を行います。運休するのは、下り最終の「はやぶさ37号」(東京19:20発、新青森22:30着、22:32発、新函館北斗23:29着)のうち新青森-新函館北斗間と、「はやぶさ100号」(新函館北斗21:57発、新青森22:59着)の全区間です。最終列車が運休するのですから、気をつけておかないといけません。

 ところで、最終の新幹線を運休して何をするのでしょうか? 青函トンネルには、海峡線開業以来30年間使用してきたトロリ線等の架線が約250本、総延長にして約380キロあります。このトロリ線等の架線の1本の長さは約1500メートルもあり、取り替えるときは一晩で行わないといけません。その取り替えに要する時間は、保守基地からの移動時間を含めて6時間必要であり、その時間を確保するために最終の新幹線を運休させるのです。1往復運休するだけで、保守間合いを3時間程度から6時間程度に拡大することができるのです。

 トロリ線等の取り替えは6月と7月の2か月で完了するわけではないようです。2020年度以降も新幹線を計画的に運休させて、トロリ線等の取り替えを行います(工事の完了まで10年程度かかるようです)。また、保守時間の拡大により、貨物列車にも影響が出てきます。貨物列車2本を運休させるとともに、最大6時間程度到着が遅れたり、出発が早まったりする便が出ます。今回発表されたのは6月分だけで、7月以降の運休や時刻の変更は、決まり次第発表されます。なお、2018年9月から行われている保守工事に伴う北海道新幹線等の運転時刻変更は引き続き行われます。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190118_KO_ShinkansenUnkyu2.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190118_KO_Funkyu.pdf、北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/268115)

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