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室蘭線は地元にとって必要とされているのか?

 JR北海道が単独では維持困難と考えている路線のひとつに、室蘭線沼ノ端-岩見沢間(67.0キロ)があります。この区間の存続策を沿線の5市町が話し合う会議が16日、安平町で行われました。

 この会議には沿線5市町のほか、JR北海道、国交省や北海道の担当者も出席しました。この会議でJR北海道は「アクションプラン」という名前の行動計画の素案を示しましたが、目を引くようなものはありませんでした。沿線住民に列車利用を促す啓発策や線路の除雪費用の地元負担、利用の少ない駅の廃止などと言った、お金がなくてもできるものばかりです。いくら国の支援がないとはいえ、この程度で何ができるのでしょうか? 宗谷線名寄以北など国、北海道、沿線自治体の支援を得て存続させる方針となっているほかの路線(室蘭線沼ノ端-岩見沢間、宗谷線名寄以北など8路線)でも、同じようなお金をかけない改善案しか出ていないようです。この程度で改善できるのなら、誰も苦労しません。

 問題なのは、これらの路線が本当に地元にとって必要とされているのかということ。このことに関して、厳しいレポートがあります。栗山を発着する室蘭線の列車は1日たったの7往復ですが、並行して走るバスがあります。岩見沢との間を結ぶバスは1時間に1本ほどあって、便利です。鉄道が使われるのは、通学定期が安いからで、当然高校を卒業して免許を取れば使われなくなります。このような鉄道を果たして維持する必要があるのか、ということなのです。沿線自治体がJR北海道に補助金を出して維持してもらうならともかく、そういう姿勢はかけらもありません。

 もし仮に沿線自治体が態度を変えてJR北海道に補助金を出したとしても、高校生のような交通弱者のためだけの鉄道なら、意味はありません。その程度の存続意義しかないのなら、コストを下げてバスにしてしまっても良いのです。わざわざ維持費の高い鉄道にする必要はないのです。少なくとも全国組織のJRで残す必要はありません。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/CMTW1901170100003.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20190114/k00/00m/040/044000c)

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