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JR九州、日田彦山線の復旧方法に3案を提示

 2017年の九州北部豪雨で被災し、一部区間が運休したままとなっている日田彦山線。その日田彦山線について4月23日、第4回日田彦山線復旧会議が開かれ(福岡県知事、大分県知事、東峰村村長、添田町町長、日田市市長、JR九州社長、国交省九州運輸局局長が出席しました)、その中でJR九州は3つの復旧案を提示しました。

 3つの復旧案は、(1)鉄道での復旧、(2)BRTでの復旧、(3)バスでの復旧 です。(1)鉄道で復旧する場合、延長は29.2キロ(被災前のルートで復旧)、添田-夜明間の平均所要時間は約44分、イニシャルコストは約56億円、ランニングコストは年間約2.9億円 (2)BRTで復旧する場合、延長は29.2キロ(彦山-筑前岩屋間の一部は鉄道の釈迦岳トンネル(4.4キロ)を活用した専用道で走行(専用道の長さは7.9キロ)、その他の区間は後述するバスと同じルートを走行、鉄道に比べて本数設定を柔軟に行うことができ、停留所を増設することができます)、添田-夜明間の平均所要時間は約49分、イニシャルコストは約10.8億円、ランニングコストは年間約1.1億円 (3)バスで復旧する場合、延長は43.3キロ(福岡県東峰村の小石原地区を経由する現在の代行バスとほぼ同じルートで、停留所を増設することができます)、添田-夜明間の平均所要時間は約69分、イニシャルコストは約1.8億円、ランニングコストは年間約1.4億円です。(2)、(3)の場合でも運行はJR九州が行い、(1)の鉄道とは違って自治体への財政支援は求めません。ランニングコストが下がるからです。

 今後、この3案について、福岡県、大分県、沿線市町村から意見の聞き取りを行います。ただ、これまでの話で明らかなように、不通区間には需要がなく、鉄道で維持するのは困難なのは確かです。バスにするとかなり利便性が落ちますが、早めに合意することによって、BRT化を受け入れたほうが賢明と言えるでしょう。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/85578、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20190424/k00/00m/020/023000c、大分合同新聞ホームページ https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/04/24/JD0058013147)

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