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福岡市のロープウェイ構想、消える

 以前、当blogで記事にした、博多駅と博多港を結ぶロープウェイの構想。博多港には大型コンベンション施設があり、再開発計画も進んでいます。当然交通需要も増えるため、その対策として全長約2キロのロープウェイをつくることを高島福岡市長が提案し、2018年11月の市長選においても公約に掲げたのです。

 ところがこのロープウェイ構想、消えることとなりました。議会での議論が不十分であることなどを理由に、福岡市議会からの反発を受け、2019年度当初予算案から検討費5000万円を削除する議員提案の修正案が可決されてしまったのです(この5000万円は予備費となります)。そこで高島福岡市長は、市民の理解を得ていないとして、ロープウェイ構想を進めることを断念し、これまで行ってきた市役所内部での検討(すでに1月の段階で、学者や市の職員でつくる市の研究会において、整備費や輸送力、景観などの観点から地下鉄やモノレールよりもロープウェイが適当だとする結論を出していました)も取りやめることになりました。大都市の中のロープウェイの構想は全くの白紙に戻ったのです。

 この判断には、4月の福岡市議選において、自分を支持する議員を増やしたい、という狙いもあるようです。高島福岡市長はまた、肝心の博多港への交通については、市議会と議論をして進めていくとのことです。
(参考:西日本新聞ホームページ https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/493918/、https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/494036/)

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