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仙台空港鉄道、混雑のため4両編成増を検討

 名取と仙台空港を結ぶ、仙台空港鉄道。名取からはJR東日本の東北線に乗り入れ、仙台と仙台空港の間を相互直通運転しています。

 その仙台空港鉄道、2007年に開業したのですが、東日本大震災後、利用者は増え続けています。被災地からの移転や復興需要で沿線の宅地開発が進み、通勤通学客が増えました。それに加えて2016年7月の仙台空港民営化後は、空港の利用者も増えました。海外からのインバウンドも増えています。観光バスで周遊する団体客もいますが、個人客の増えかたが大きく、彼らは鉄道で空港から外に出ます。

 仙台空港鉄道の開業によりいったんは廃止された仙台とを結ぶリムジンバスも10年ぶりに復活するぐらいの好況で、今後も4月に杜せきのしたに隣接するイオンが増床されたことから利用者の増加が期待できます。しかし、乗客は増えるのはいいことなのですが、増えすぎて時間帯によっては積み残しになってしまうこともあるようです。仙台空港鉄道も3月のダイヤ改正で混雑する時間に4両編成の列車を入れましたが(2両編成の列車と4両編成の列車を入れ替えました)、根本的な解決には至っていません。

 輸送力を増やすには、増便をするか、増結をするかの2通りがあります。しかし、仙台空港鉄道は単線で、仙台のホームにも制約があります。そこで、JR東日本は増便ではなく、4両編成を増やすことを選択しました。4両編成を増やすためには、車両を新しくつくるか(現在、仙台空港への車両はJR東日本が4編成、仙台空港鉄道が3編成を保有しています)、運用を見直すかの2通りあります。しかし、車両を2両つくるだけでも億単位の費用がかかり、完成には数年かかります。どうやら運用の見直しで対応するようです。

 ただ、運用を見直すとは言っても、仙台空港鉄道を走るためには、ワンマン運転に対応するための改造が必要です。その改造には1年以上かかりますが、費用は新たに車両をつくるよりも1桁小さいようです。
(参考:河北新報ホームページ https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190401_13020.html)

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