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小田急多摩線の延伸は相模原までをひとまず開業か?

 新百合ヶ丘から多摩ニュータウンに向かう、小田急多摩線。その小田急多摩線を延伸する計画があります。現在の終点の唐木田から相模原を通って上溝まで行くもので、約8.8キロあります。ほとんどがトンネルです。途中にできる駅は、町田市の小山田バス停付近と相模原です。この小田急多摩線の延伸ですが、一気に全線開通せず、唐木田-相模原間の先行開業を目指す方針です。これまで相模原市は全区間の開業を求めていましたが、方針が変わったようです。

 なぜ相模原までを先行開業する方針になったのでしょうか? それは、上溝までを一気に開業させた場合、黒字化するには40年以上かかるという試算が出たからです。28日に関係自治体などでつくる会議で、試算が出ました。唐木田-上溝間の概算建設費を約1300億円、輸送人員は1日当たり7.33~7.49万人と想定されています。その結果、費用便益比は開業後30年で1.2あるものの、黒字化には40~42年かかることが判明しました。国の補助金をもらうためには30年で黒字化することが求められるので、これでは計画が先に進みません。ところが、建設区間を唐木田-相模原間(5.8キロ)にすると、概算建設費は870億円、輸送人員は1日当たり5.33万人で、26年で黒字化できます。どうやら、相模原までなら2033年に開業できるようです。ただ、残る相模原-上溝間の建設が厳しくなるという欠点があります。

 小田急多摩線の延伸については、上下分離方式を採用する予定です。整備費の1/3を国、1/3を地方(東京都、神奈川県、町田市、多摩市、相模原市)、そして残りの1/3を借入金で賄います。借入金は開業後に小田急(?)が施設使用料というかたちで返済します。

(追記)
 余談ですが、小田急相模原線の延伸に伴い、小田急多摩センターを2面4線化し、唐木田方に引上線を設けます。急行運転に対応するためと、折り返し列車に対応するためです。また、延伸区間には50円の加算運賃を徴収します。
(参考:カナロコ https://www.kanaloco.jp/article/entry-170854.html、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/odakyu-tama201905/)

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