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釧網線、日中に線路集中メンテナンス

 線路の保守は原則として、列車の通らない夜間に行われます。しかし、その保線を行う作業員の人材確保は困難です。特に地方では人を集めるのが困難です。

 そこでJR北海道は、日中に一部の列車を運休して、集中メンテナンスを行うこととなりました。経年により老朽化が進行している木製枕木の交換を行うことによって(JR北海道の在来線約2500キロのうち、木製枕木が使われているのは約6割の約1500キロあります。レールや道床等についても計画的な交換が必要です)、設備を安全運行ができるように維持します。日中に保線作業を行うことによって、人材を確保しやすくします。また、明るい昼間に保線作業を行うので、施工効率や作業効率が上がります。重機も活用できるので限られた人員で効率よくできます。施工状態の確認も昼間なのでしやすく、作業精度の向上、列車運行の安全性向上につながります。

 さて、この日中での線路集中メンテナンス、いつ、どこで行うのでしょうか? 日中の列車本数が比較的少なく利用者の影響が小さい路線で、かつ老朽化が進んでいるため修繕の優先度の高いところを選びました。それは釧網線の緑-知床斜里間(約28キロ)です。10月21日(月)から25日(金)、10月28日(月)から11月1日(金)の合計10日間で、保線を行う時間は8:30ごろから15:30ごろまでの約7時間です。老朽化した木製枕木約4000本を置き換えることなどを行います。この線路集中メンテナンスのため、上下とも快速「しれとこ摩周号」の緑-網走間でバスによる代行輸送を行います(影響するのは1往復だけなのです)。下り(網走行き)の代行バスは緑10:43着の快速「しれとこ摩周号」から接続し、10:53に発車します。終点の網走には約1時間遅れの12:53に着きます。上り(緑行き)の代行バスは網走を定刻の約1時間前の9:30に出ます。緑には11:30に着き、緑11:41発の快速「しれとこ摩周号」に接続します。

 2020年度以降については、今回の線路集中メンテナンスでの効果や課題等を検討して、釧網線のほかの区間でも行う予定です。また、他の路線でも線路集中メンテナンスを行うことを検討します。
(参考:JR北海道ホームページ www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190612_KO_Senmou%20rail.pdf)

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