東武SL、増備か?

 8月10日に運行を始めた、東武のSL。現状では蒸気機関車はC11 207の1両だけですが、実は増備する計画があるようです。

 東武のSL、「大樹」は、(機関車に積み込むことができなかったATSを搭載している)車掌車、客車3両を牽引し、ディーゼル機関車が補機として加わります。ところが、肝心の蒸気機関車が1両しかない割には、車掌車が2両、客車はJR北海道から来たものを加えて10両もあります。車掌車や客車が多すぎるのです。

 そこで話が出ているのが、もう1両蒸気機関車を購入し、2両体制にすること。繁忙期には2両とも動かすとともに、閑散期には1両ずつ検査を行い、通年営業できるようにします。C11 207が故障しても、もう1両あれば、走らせることができます。今後の動きを注目しておきたいものです。
(参考:「鉄道ジャーナル」2017年11月号 鉄道ジャーナル社)

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消えていく駅の水飲み場

 かつて駅のホームにあった、水飲み場。鉄道会社によって違いますが、全体としては減少傾向にあります。

 JR東日本は、いたずら防止とホーム上の導線確保を目的として、この6年間で約50か所の水飲み場を撤去しました。正直言って管理が必要で、お金を生み出さない水飲み場より、自販機のほうが儲かるでしょう。今後も駅の改修に合わせて撤去を進めていく方針です。

 東京メトロは、他社が管理する分を除いて、2018年5月までに全廃します。2015年1月時点では198か所もありましたが、急に消えていったのです。水飲み場を廃止する理由として東京メトロは、自販機の普及により利用者が減っていることを挙げています。かつてはウォータークーラータイプのものもありましたが、2014年度に全廃されています。

 これとは反対に、東京都交通局は、水飲み場を撤去することはしないようです。駅が公共の場であることを理由にしています。それどころか、車椅子の利用者でも使うことができるように、改良をしています。東武鉄道も廃止の考えはありません。

 中には、名古屋鉄道のように元から水飲み場がなかったり、JR東海のようにO157が問題になったときに撤去したところもあります。近鉄のように駅に上を向いて水が出る蛇口があるものの、水飲み場として認識をしていないところもあります。
(参考:「鉄道ファン」2017年10月号 交友社、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/76376/)

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野田線高柳が2面4線に

 東武野田線の逆井-六実間が複線化されることは以前にも記事にしましたが、ここではその区間にある駅、高柳について書きます。

 高柳のある柏市は、高柳の駅舎を橋上駅舎にし、自由通路を設けます。これまでは東側にしか改札がありませんでしたが、新興住宅地のある駅の西側からも乗り降りができます。複線化が完成する2019年度末までに完成させますが、この橋上駅舎化によって、ホームの位置が船橋方に約60メートル移動するとともに、現状の2面2線から2面4線になります。

 野田線も特急や急行が走るようになりましたが、特急は運河までで、急行は春日部以東は各駅に停まります。今のところ高柳を2面4線にしなければならない理由は見当たりませんが、将来その必要が出てきたときに備えているのでしょうか?
(参考:柏市ホームぺージ http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/140700/p021767_d/fil/takayanagi_sinntyoku.pdf)

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東武に新型特急車両、地下鉄直通も?

 4月28日、東武は「東武グループ中期経営計画2017~2020」を発表しました。前回同様、ここから興味深い事項について取り上げていきたいと思います。

 3両編成で途中で分割併合することのできる新型特急車両、500系が先日デビューしたばかりですが、増備を考えています。これで「しもつけ」用の350型、快速用の6050系あたりを置き換えようとしているのでしょう。

 500系がデビューしたとはいえ、やはり東武の看板は「スペーシア」の100系です。ただ、こちらも変化があるかもしれません。フラッグシップ特急車両を導入することが明記されているのです。どういうものになるかはわかりませんが、東武のイメージアップに資するようなものであることを期待したいです。

 特急にはこういう話もあります。地下鉄乗り入れの話があるようです。どの車両を使うのか(もしくは新造するか)、どの路線に乗り入れるかなどわかりませんが、小田急西武のような通勤ライナー的な特急を走らせるのでしょうか? 地下鉄に乗り入れることによって、山手線の内側から直通することができるというメリットがあります。

 特急以外に関しては、日比谷線直通列車速達性向上の検討を行うようです。東武東上線と同じように、これまで各駅停車だけであった直通列車に急行等が誕生するのでしょうか? すでに半蔵門線直通列車は急行が入っていますが、それとの棲み分けをどう行うかも興味がもたれるところです。

 このほか、伊勢崎線と野田線が交わる春日部駅で、相互乗り入れを強化することが明記されています。特急かそれ以外かわかりませんが、直通列車が増えることでしょう。
(参考:東武ホームぺージ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/45b1654a4f72173989dec62a23761286/20170428-3.pdf)

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早速東武で特急料金不要の日光直通列車が復活

 東武はゴールデンウィークに、特急料金不要の臨時列車を運行することになりました。

 臨時列車は浅草-東武日光間に運行されます。4月29日、30日、5月3~7日に1日2往復運行します。浅草8:09発(6両編成)と9:08発(4両編成)、東武日光15:13発(4両編成)と17:27発(6両編成)です。

 そして、どうやら使われる車両は、6両編成が主に団体用として使われている1800系、4両編成がついこの間まで快速で使われていた6050系です。臨時列車の停車駅も、快速の停車駅だったところに、南栗橋と栗橋が加わっただけです。停車駅と言い、車両と言い、かつての快速が復活したようです。

 当面はシーズンにこのようなタイプの臨時列車が運転されると思われます。日光まで安く直通することができる臨時列車で、かつての快速を思い出しながら乗るというのもよいでしょう。
(参考:東武ホームぺージ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/25d3e3c26ed679e4c13efb0dce20a19f/newsletter_170426.pdf?date=20170426135146、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/69183/)

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「スペーシア」が那須塩原へ

 2018年春は栃木県でデスティネーションキャンペーンを行いますが、そのプレデスティネーションキャンペーンとして、東武の協力により特別な列車を走らせることになりました。

 それは「スペーシア那須野号」、東武の100系「スペーシア」車両を使った特急が、大宮-那須塩原間を走るのです。当然ながら、すべてJR東日本の路線を走行し、東武の路線を走りません。日ごろ「スペーシア」が走らない栗橋-那須塩原間では貴重な運行となります。

 特急「スペーシア那須野号」が走るのは、6月24日の1日限り。キャンペーンのクロージングという意味合いです。大宮8:32発那須塩原10:22着、那須塩原16:51発大宮18:50着というダイヤです。途中停車駅は久喜、小山、宇都宮、宝積寺です。当日は大宮で出発式を行い、車内で記念乗車証等のプレゼントを予定しています。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170420_o04.pdf)

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東武「スカイツリートレイン」は4月16日に終了、300型も引退

 2012年に6050型車両4両をリニューアルしてつくられた、展望車両「スカイツリートレイン」。その後、休日を中心に臨時特急として運行してきましたが、4月21日のダイヤ改正で引退することになりました。最終運行日は4月16日です。

 そして、今回の改正ではもうひとつ、引退するものがあります。「きりふり」などで使われた300型です。1991年にデビュー(急行「りょうもう」で使われていた1800系の改造)してから25年余り走ってきましたが、4月21日のダイヤ改正で引退することになりました。東武では4月16日に引退記念運転を行います。浅草10:27発の「きりふり275号」(東武日光行き)の北千住-春日部間において、乗車証明書を配布します。終着駅の東武日光では13時から14時の間、撮影会を行い、駅の改札外において12時半から14時の間、300型に因んだグッズ等の販売を行います。乗車証明書を持っている人が記念グッズを買えば、乗車証明書入れ台紙を1人1枚プレゼントされます。

(追記)
 6両編成の300型は引退しますが、4両編成の350型はそのまま残り、「しもつけ」等で使われます。また、「スカイツリートレイン」も団体列車としては使われるようです。
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/095ab461dc5f9bd76558c21ab9d73bb7/newsletter_170308.pdf?date=20170309144110、http://www.tobu.co.jp/file/pdf/8680d8cf5d0413d3ac1c725801dd62a1/newsletter_170327.pdf?date=20170327201244、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2017/03/28/150/、exciteニュース http://www.excite.co.jp/News/product/20170412/Dime_370706.html)

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SL「大樹」は1日3往復、東武ワールドスクウェアは7月22日に開業

 今日の記事はSL「大樹」と東武ワールドスクウェアについての続報です。

 SL「大樹」は下今市-鬼怒川温泉間を1日3往復します。このSL「大樹」は途中、東武ワールドスクウェアのみに停まります。SL「大樹」の2017年度の運転日は休日を中心に98日間の予定、冬季もコンスタントに週末などに運転します。運賃のほかに、SL座席指定料金として大人は750円、子供は380円が必要です。ところで、以前書いた元「はまなす」用の車両導入の話ですが、東武のプレスリリースを見る限りでは、JR北海道から客車の譲受があったとは読めません。

 先ほど、SL「大樹」は東武ワールドスクウェアのみに停まると書きましたが、東武ワールドスクウェアの開業の時期が明らかになりました。7月22日です。東武ワールドスクウェアに停車する時間帯は限られていて、9:18~18:18のみです。ただ、この停まる時間帯はSL「大樹」のほか、特急列車も停まります。新駅の開業に伴い、「駅ナンバリング」も変更します。なお、東武ワールドスクウェアの入園券売り場付近において、特急券や普通乗車券を発売します。

 ここで特徴的なのが、運賃。当面の間はわずか680メートルしか離れていない隣駅の小佐越の運賃を使います。ただ、東武ワールドスクウェア-鬼怒川公園間は、ICカードを使わない限り、東武ワールドスクウェア-鬼怒川公園間の実際の営業キロに相当する150円とします。小佐越だと170円になるので、さらに例外的な扱いにしたのです。
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/8b0d35f59977ed0dc9106c91543ec096/170228_2.pdf?date=20170228113015、http://www.tobu.co.jp/file/pdf/79c334dda9506eee8dc5a17f5b07168c/170228_3.pdf?date=20170228191107)

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東武、4月21日ダイヤ改正で日光方面への快速廃止

 東武は4月21日に伊勢崎線、日光線等のダイヤ改正を行いますが、これまで特急だけしか発表されていませんでした。その4月21日ダイヤ改正ですが、2月28日にその他の列車についても発表されました。

 やはりここでの一番の話題は、快速、区間快速の廃止。浅草から日光・鬼怒川方面へ運賃だけで乗車することができる速達列車が無くなることとなりました。年末に危惧していた通りになりました。東武としては特急に客を誘導したいところでしょうが。

 ただ、快速、区間快速に相当する列車が全くなくなるわけではありません。南栗橋-東武日光(一部は新藤原)間に急行、区間急行を走らせるのです(南栗橋で浅草方面と接続)。急行、区間急行は現行の快速、区間快速に相当する列車で、区間急行は新栃木以北は各駅停車です。下りは朝に急行を4本、上りは朝と夕方に区間急行を6本走らせます。また、急行、区間急行は東北線との乗り換えを考え、栗橋に停まります。正直言って、この急行、区間急行は激変緩和のための様子見の側面があるでしょう。当面様子を見て需要が少なければ廃止にするのでしょう。

 そのほかの改正内容について簡単に触れますと、朝ラッシュ時の東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線直通列車の増発や区間延長、平日の最終列車の繰り下げ、東武日光-鬼怒川温泉間の直通列車の増発(鬼怒川温泉行きが2本増えて3本に、東武日光行きが6本増えて7本になります)が挙げられます。

 特急関連については、「リバティ会津」、「リバティきぬ」、「リバティけごん」で下今市-東武日光・会津田島間のみを乗車するとき、運賃だけで乗車することができます。いくらよく停まると言っても、特急料金はいらないのです。ただし、この場合、座席の指定は行いません。座席の指定が必要ならば、特急料金を支払う必要があります。

(追記)
 今回のダイヤ改正で、特急を除き、南栗橋を越えて運転される列車が消滅することになりました。また、2扉車の6050系は原則として南栗橋以北のみを走ることになります。
(参考:東武ホームぺージ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/2647e3941996778a3a8afbb919eccd2f/170228_4.pdf?date=20170228123705、railf.jp http://railf.jp/news/2017/04/21/173000.html)

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東武のSL用客車、元「はまなす」用も使用か?

 東武がこの8月にデビューさせるSL「大樹」ですが、客車は14系等を使います。その客車はすでにJR四国から来ているのですが、新たな情報が入ってきました。「はまなす」で使われてきたJR北海道の14系も使われるようなのです。

 元「はまなす」用の客車(オハ14が2両、スハフ14が2両)は2月20日から22日にかけて、手稲から熊谷貨物ターミナルに運ばれました。これがどうやら東武に搬入されると言われています。

 しかし、先ほども書いたように、すでに客車はJR四国から運ばれています。今回の元「はまなす」用の14系の位置づけはわからないです。余裕を持たせるために客車を多く持つのでしょうか?
(参考:railf.jp http://railf.jp/news/2017/02/23/130000.html)

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