京王、井の頭線明大前-永福町間に折り返し設備新設

 4月28日のことですが、京王は2017年度の鉄道事業設備投資計画を発表しました。

 鉄道事業設備投資計画の中には、9月にデビューする新型車両5000系の導入についても触れられていますが、ここで取り上げたいのが井の頭線の折り返し設備の新設。明大前-永福町間に折り返し設備を新設するのです。現在、井の頭線の渋谷付近でで輸送障害があったときでも、永福町-吉祥寺間で折り返し運転を行っていました。しかし、明大前-永福町間に折り返し設備を新設することにより、京王線との乗換駅である明大前まで走らせることができるのです。渋谷付近で輸送障害があっても、明大前-吉祥寺間で折り返し運転をすることができるのです。
(参考:京王ホームぺージ https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2017/nr170428_2017tetsudo.pdf)

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京王5000系は2017年9月デビュー

 今まで有料の座席指定列車が全くなかった京王ですが、新たにクロスシートとロングシートの両方に転換することのできる新型車両、5000系をつくります。

 その5000系のデビューの時期が決まりました。何と9月なのです。京王が座席指定列車を走らせるのは2018年春のことですから(平日、休日の夜間帰宅時間帯に新宿発京王八王子行きあるいは新宿発橋本行きとして走ります)、5000系も2018年春にデビューするものだと思っていましたが、意外なことに半年早くデビューするのです。座席指定列車の運行開始時期は2018年春のままで変わらず、ロングシートの通常の列車として営業運転を開始するのです。

 座席指定列車の愛称は、京王が5つの候補を用意し、インターネットでの投票によって決定します。投票期間は4月27日10時から5月19日17時までです。愛称の決定は2018年1月の予定で、京王プラザホテルの最上級の部屋のペア宿泊券などが用意されています。また、投票者の中から、9月17日に行う予定の5000系試乗会に100組200人を招待します。
(参考:京王ホームぺージ https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2017/nr170426_zasekishitei.pdf)

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京王に一日乗車券

 京王は4月1日から、「京王線・井の頭線一日乗車券」を発売しています。期間限定ではなく、通年販売です。

 この一日乗車券は発行日当日に限り、京王線・井の頭線全線(京王全線)を何度でも乗り降り可能なもので(自動改札利用可能)、値段は大人900円、子供450円です。一日乗車券は始発から18時まで(一部の駅及び改札は、7時または営業開始時間)、京王線・井の頭線各駅の自動券売機で発売します。

 このような一日乗車券の発売は東急でもありますが、ともに意外に感じられます。
(参考:京王ホームページ https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr160331_ichinichijyousyaken.pdf、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/49939/)

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宅配便を駅で受け取り

 いくらネットショッピングが普及しても、買った品物は運ばなくてはなりません。その輸送によく使われるのが、宅配便です。

 しかし、ネットショッピングを使う人の中には、仕事などに出かけていて、不在がちの人もいます。宅配便を配達しても不在では、なかなか注文したものを届けることができません。再配達することによりその分だけトラックを使うことになり、ドライバーの労働時間も増えます。再配達のために営業用トラックの年間排出量の1%(約42万トン)の二酸化炭素を発生させ、年間約1.8億時間、人数にして約9万人分の労働力を使っているのです。

 そこで出てきたのは、宅配便を駅で受け取ることができる取り組み。国交省もすすめています。例えば、東京メトロはヤマト運輸と共同で、小竹向原など有楽町線(副都心線)の5駅で宅配ロッカーを利用した実証実験を行っています。高さ36.5センチ、幅44センチ、奥行き61センチまでの荷物が対象で、ヤマト運輸の会員制サービスに登録している人のみが利用できます。事前に配達時間を伝えるメールが届いて、駅での受け取りを選ぶことができるという仕組みです。実証実験の結果によっては、受け取りができる駅の拡大を考えているようです。

 京急は日本郵便、京王はどこの宅配便会社でも受け取ることができるコインロッカーを開発しています。早ければ夏にも本格的なサービスを始めるようです。

(追記)
 JR東日本も、日本郵便、ヤマト運輸と連携して、駅で宅配便の受け取りができる、宅配ロッカーを設置します(ほかの宅配会社の荷物も受け取ることができます)。6月ごろから設置を始めます。
(参考:「鉄道ファン」2016年5月号 交友社、通販新聞ホームページ http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/03/post-2443.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/10/17/262223.html、JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160504.pdf)

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京王、2018年春に有料の座席指定列車の運行開始

 ロングシートの通勤電車しかないという京王が、「有料座席列車」の運行を検討するという話の続報です。

 京王は初めてとなる有料の座席指定列車の運行を行うため、新型車両を導入することになりました。17年ぶりにつくられるその新型車両は5000系といい、10両編成を5本製作します。制作会社は総合車両製作所です。クロスシートからロングシートへ転換することができます。座席指定列車のときはクロスシート、そのほかのときは6人掛けのロングシートにして運行します。東武の「TJライナー」のような、通勤型車両としても使える車両となります。なお、相互乗り入れを行っている都営新宿線には乗り入れないようです。

 座席指定列車は2018年春に運行を開始します。平日、休日の夜間帰宅時間帯に、新宿発京王八王子行きあるいは新宿発橋本行きとして運行します。高尾山への行楽客用に座席指定列車を運行する予定はないようです。投資額は座席指定システムの導入費用も含めて約100億円、料金及び愛称は未定です。

 それでは、5000系の特徴を簡単に説明しましょう。外観は既存車両との違いを出すためシャープな正面形状となり、スマートさを出すため、正面のカラーリングに黒を用いています。内装は高尾山の木々の深いブラウンと繊維の街である八王子の絹糸をモチーフにして、華やかで上質な室内空間を演出しています。各車両に車いすスペース、ベビーカースペースを設置します。ロングシートのときもクロスシートのときも画面が見やすいように、ドア上だけでなく天井部にも液晶画面を用いた車内案内表示器を設置します。ほかに空気清浄機や無料公衆無線LAN、電源コンセントなども備えます。電源コンセントはクロスシートの場合にのみ使えます。消費電力の削減を図るため、新型VVVFインバータ制御装置やLED照明そして新技術の車上蓄電池システムを導入します。車上蓄電池システムとは、電車がブレーキをかけたときに発生する回生電力を車両に搭載した蓄電池に充電し、電車が走行する際の電力として供給するシステムのことで、停電時には自力走行で移動させることもできます。
(参考:京王ホームページ http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr160316_zasekishiteiressha.pdf、東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201603/CK2016031902000245.html、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/109874)

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「京王沿線ウォーキング」開催中止していた

 ウォーキングは人気のイベント。無料で、歩くことによって健康に役立つとあって、毎回多くの人が訪れます。鉄道会社にも都合のいいイベントです。参加費は取らないものの、開催場所までの運賃収入は入ります。参加者に気に入ってもらえれば、次も来てもらえます。京王では1997年に始まりました。

 ところが、参加人数が増え、ウォーキングに参加していない沿道の人から、歩行マナーや運営に対して厳しい意見等が多数寄せられるようになりました。京王としては誘導員の数を増やすなどをとっており、運営経費や必要要員が増加しています。

 そこで京王は、京王単独で行っている沿線ウォーキングを継続することができないと判断しました。「京王沿線ウォーキング」を10月17日開催分(出発地は京王高尾線のめじろ台)から中止していたのです。今後はイベント形式でなく、自由に歩くことができる沿線散策マップのかたちで用意します。10月17日と12月19日に開催する予定だったあるいは開催予定のものは11月中に、2016年1月16日と2016年3月19日に開催予定のものは2016年1月中に京王各駅のメディアラックにて配布する予定です。また、スタンプカードを持っている人は、参加数に関わらず完歩賞を出すことにしました。2016年3月までにスタンプカードを京王エージェンシーに郵送することでもらえます。

 なお、2016年度以降のウォーキングイベントの開催については未定です。
(参考:京王ホームページ http://www.keio.co.jp/news/update/announce/announce2015/150924_walkingoshirase.pdf、八王子経済新聞ホームページ http://hachioji.keizai.biz/headline/1955/)

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京王等9月25日ダイヤ改正で準特急等停車駅増加、早朝、深夜増発

 5日後の話ですが、京王は9月25日に京王線、井の頭線のダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、準特急の停車駅に笹塚、千歳烏山を追加し、区間急行の停車駅に仙川を追加します。準特急は平日10時ごろから17時ごろの間、新宿-橋本間、新宿-京王八王子間を20分間隔で運行し、20時ごろから22時ごろの間、新宿-京王八王子間を20分間隔で運行します。休日は7時ごろから22時ごろの間、新宿-橋本間、新宿-高尾山口間を20分間隔で運行します。平日、休日ともに早朝、夜間時間帯にも運行します。特急と併せて1時間9本体制となります。区間急行は10時ごろから17時ごろの間、本八幡-橋本間を20分間隔で運行し、17時ごろから20時ごろの間、本八幡発調布行きを20分間隔で運行します(調布からは各駅停車高尾山口行きとなります)。休日は7時ごろから22時ごろの間、本八幡-橋本間を20分間隔で運行します。こちらも平日、休日ともに早朝、夜間時間帯にも運行します。

 また、始発は各駅停車が走ることが多いですが、平日、休日ともに京王八王子4:42発新宿5:21着の特急を設定します。相模原線も調布でこの特急に接続する、橋本4:38発の区間急行を設定します。これらの列車の設定により、これまで橋本からだと5:59、京王八王子からだと5:45にしか着かなかったのですが(平日の場合)、どちらも5:21に着くようになります。ほかにも、平日7時ごろまでに特急、準特急を5本増発します(休日も早朝から特急、準特急を増発します)。平日8時台についても、京王八王子発の特急運転開始時刻が10分ほど早まります。最終も新宿0:33発京王八王子行き(京王八王子1:11着)を新設するなど、終電時刻を延長します。平日、休日ともにです。

 都営新宿線との直通列車も大きく変わります。平日10時ごろから17時ごろの間、休日9時ごろから22時ごろの間、京王線新宿発着の快速を都営新宿線直通に変更し、直通列車の本数がこれまでの1時間3本から6本になります。橋本発着の区間急行3本に加えて、橋本発着の快速が加わります。しかし、6本とも都営新宿線内は各駅停車で、都営地下鉄で急行運転するのは線内のみの運転となります。笹塚に停車する準特急が接続します。平日18時ごろから20時ごろの下りは、本八幡発笹塚止まりの各駅停車の一部を八幡山まで延長し、1時間当たりの直通列車の本数が6本から9本になります。急行橋本行きが3本、急行調布行き(調布からは各駅停車高尾山口行き)が3本から、急行橋本行きが3本、区間急行調布行き(調布からは各駅停車高尾山口行き)が3本、各駅停車八幡山行き3本になります。なお、各駅停車八幡山行きは、明大前で後続の特急京王八王子行き、特急橋本行きに接続します。平日20時ごろから22時ごろは、京王線新宿発着の快速を都営新宿線直通に変更し、直通列車の本数がこれまでの1時間3本から6本になります。橋本発着の急行3本に加えて、高尾山口発着の快速3本が加わります。

 井の頭線も5時台に列車を増発するなど、早朝時間帯を中心に充実させます。
(参考:京王ホームページ http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr150826_timetable20150925.pdf、
タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/keio-2/)

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京王、「有料座席列車」の運行を検討

 京王は8日、2015年度から2017年度までの3か年の京王グループ中期経営計画を策定したことを発表しました。

 そこでの目玉は、「有料座席列車」の運行の検討。京王には特急から各停までさまざまな種類の列車が走っていますが、特急料金等は必要なく、すべて運賃だけで乗車できます。そのような「有料座席列車」になるかはこれから検討を開始するということです。

 京王がそのような「有料座席列車」の運行を検討するのは、ライバルのJR東日本中央線にグリーン車を連結するという話が大きく影響しているのではないでしょうか? 中央線のグリーン車はそういうインパクトのある話だったのです。

 どのような車両になるのか(京王の車両はロングシートばかりです。専用の特急車両をつくるのか、東武の「TJライナー」のような通勤車両としても使える車両になるのか?)、どのような運行形態になるのか(日中からある程度走らせるのか、朝夕の「ホームライナー」的な存在になるのか、高尾山への観光用に走らせるのか?)、料金はいくらぐらいになるのか、まったくわかりません。何もわからないだけに、楽しみとも言えます。
(参考:レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/05/08/250709.html)

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京王、高尾山口に日帰り温浴施設

 高尾山は都心から1時間以内で行くことができるにもかかわらず、自然にあふれ、1年を通じて楽しむことができます。2007年に発行された「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」において三ツ星評価を受け、海外からも多くの人が訪れるところとなっています。その証拠に、2013年度の1日平均乗降客数は10391人で、2006年度比40%増です。

 京王は2012年10月から高尾山口駅前で温泉掘削工事をしていましたが、温泉が湧きでることがわかりました。日帰り温浴施設は2015年春の開業します(もともとは2014年夏の開業を目指していましたが、遅れていました)。地元で湧き出る温泉を使った温浴施設は高尾山周辺では初めてとのことです。温泉の源泉は京王高尾山温泉、温度は26.2度のアルカリ性単純温泉です。毎分300リットルの湧出量があります(ポンプでくみ上げます)。温浴施設は敷地面積3832.9平方メートル、延床面積1787.5平方メートル、鉄骨造り2階建てで、「和」の雰囲気をもった施設となります。お食事処、リラクゼーションコーナー等も設置します。年間利用客は40万人を見込んでいますので、駅の利用する人の1割以上が立ち寄るとみています。

 高尾山口駅のリニューアル工事も併せて行います。歌舞伎座なども手掛けた、日本を代表する建築家隈研吾氏がデザインします。高尾山を訪れる人の印象に残る、高尾山の玄関口としてふさわしい「観光地らしい」「わくわくする」雰囲気を持った駅舎にします。木目の模様を基調とした和風の外観です。駅東側の入口には、高尾山薬王院をイメージした巨大な軒を設置します。訪日外国人のニーズにも対応するため観光案内所を設置し(駅外にあったものを移設、八王子市が運営)、女性客から要望の多かったトイレを増設します(現在の高尾山口のトイレはかなり貧弱のようです)。駅前広場は現在の倍の約2100平方メートルに拡大します。温浴施設を含む整備費は約20億円です。

(追記)
 高尾山口駅のリニューアル工事は2015年4月に完成しましたが、日帰り温浴施設のオープンはまだで、2015年秋の予定とさらに伸びています。
(参考:京王ホームページ http://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2014/nr140430_takaosanarea.pdf、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/takaosan/、東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014050902000116.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2014/05/08/301/、NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140511/k10014360661000.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/04/28/250006.html)

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京王、新宿、渋谷のどちらも利用できる定期券を発売

 京王は9月1日から、通常の通勤定期に1000円(大人1か月の場合)を足すだけで、新宿、渋谷のどちらでも乗降可能となる定期券を発売します。もし持っている定期券の区間が新宿-明大前以西の各駅(京王線、井の頭線ともに可)ならば、1000円を足すだけで渋谷駅での乗降が可能となります(渋谷-明大前間の途中駅では乗降できません。他社との連絡定期券は新宿駅連絡で発売します)。もし持っている定期券の区間が渋谷-明大前以西の各駅(京王線、井の頭線ともに可)ならば、1000円を足すだけで新宿駅での乗降が可能となります(新宿-明大前間の途中駅では乗降できません。他社との連絡定期券は渋谷駅連絡で発売します)。

 発売対象となるのは、「PASMO」による通勤定期券で、磁気定期券や通学定期券は対象外です。子供でも通勤定期券ならば購入できます。通常の通勤定期に、1か月なら1000円、3か月なら2850円、6か月なら5400円を足すと購入できます(子供はおおむね半額)。例えば、新宿-府中間の1か月通勤定期は10460円ですが、1000円追加して11460円出せば、渋谷でも乗り降りできます。定期券発売窓口及び全駅の自動券売機で発売します(他社との連絡定期券については京王のみで発売。経由により発売できない区間もあります)。

 なお、この新しい定期券の発売を記念して、5月16日から6月8日までの間、愛称を募集します。詳細は後日発表されますが、投票形式で行われるようです。
(参考:京王ホームページ http://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2014/nr140424_2kukanteikiken.pdf)

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